【推しの子】アニメ7話を見て原作119話を読んだ:映像・展開・演技とも素晴らしい/兄の前世と妹の前世
Posted at 23/05/25 PermaLink» Tweet
5月25日(木)晴れ
昨日はネットで【推しの子】が炎上していたこともあり、気になって7話をabemaでリアタイ視聴したのだが、よかった。バズが成功した、という場面の瞬間や、あかねが役作りしてポストイットを壁に貼っていく場面の神に入る場面の描写、ちょっとスマホではわかりにくいところもあったので後でまたテレビで見たいと思う。昨日は原作では3巻26話から28話。ラストのあかねが「アイ」になるところのアクアの心情を思って原作作画のメンゴ先生が
https://twitter.com/Yorimen/status/1661380681283379201
とツイートしていて、これは本当にそうだなと思った。これはアニメの作りと、声優さんの演技の勝利ということだろう。つくづく良い作品だと思う。
https://twitter.com/oricon_anime_/status/1661407430402777088
また細かいところだが、メムちょの小悪魔の羽が生える場面、これは想像していたよりずっと良かった。
https://twitter.com/anime_oshinoko/status/1661378769297498112
まあそういうふうに考えてみると、寝不足だけどリアタイで見た意味はあったし、また大きな画面で見ることで再発見もある亜つけがろうから、楽しみだなと思う。いや見る時間があるかどうかということはあるのだが。
このペースでいくと次回8話は29話から31話、また衝撃的な場面があることになる。この作品はラストの場面からEDの「女王蜂」が流れ、自然にEDに続いていく実写のテレビドラマみたいな演出になっているのだが、次回予告がない。よく考えてみると原作自体が展開急なのにアニメでは3話をひとまとめにしているからすごく中身が濃い。これは予告をつけるのは無理だなと納得してきた。
31話までだと、アクアの心情とあかねとのこと、有馬かなとのこと、打ち上げとメムちょのこと、ドラマの展開にも深く関わるし、すごい盛りだくさんの内容になる。このペースでいくと春アニメのクールの終わりには2.5次元舞台編に入るのだが、どこまでいくのだろうか。
***
原作119話も読んだ。ネタバレあります。これもかなり衝撃的な内容で、さりな(ルビーの前世)の母とアクア(前世のゴローはさりなの担当医)が話をすることになり、両親が来ない中で亡くなったさりなのことを思い出しながら天童寺(さりなの母)の話を聞いていたら、病気がちで12歳で死んださりななどいなかったような家族の写真を見せられて、アクア(ゴロー)は母親のさりなに対する感情を知る。
一方ルビーはアイがアイの母親から愛されることを諦める場面がどうしても演じられない。親が子供を愛していないということを受け入れられない、ということなのだろう。以前も書いたが、この物語はいわゆる「毒親」が多く出てくるわけだけど、ここでさりなの親子関係が突っ込まれて、しかもそれがルビーの超えるべき壁として設定されている、といういわば残酷な展開。ルビーを愛してくれている人が周りにたくさんいるから二周目の人生はいわば幸せに生きられてきたわけだけど、この展開がどのように落ち着くのか、目が離せないところだと思った。
今日はとりあえず感想ということで。
***
今アニメを見直してみて、来週は総集編ということを知った。7月いっぱいで終わるなら11回ということになるから原作40話までになる。ちょうど4巻の終わり、話の切りもいい感じなのでここまでだろうか。2クール続けてやると8巻くらいまで進むので2.5次元舞台編も終わる。連載の方は119話なのでキリのいい120話までやるかと思ったが、来週はローテーション休載のようだ。忙しい日にいろいろ読むのがあるのも大変だが、何もないのも少し寂しいのは仕方がないな。
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