マンガの感想:「17歳からやり直すプロポーズ」
Posted at 22/11/18 PermaLink» Tweet
11月18日(金)薄曇り
今朝も冷え込んでいる。今の気温は氷点下0.3度。昨日は大学病院に母の受診に出かけたのだが、少し遠いところなので病院までの往復を含めて朝7時前に出て午後3時ごろまでかかった。町の中心部に行くと、普段スイスイ走れる道がすごく渋滞していて、思ったより時間がかかった。こういう時はやはり極力右折のない道を選ばないといけないなと改めて思った。次回に活かしたい。
仕事の方も割合忙しいのだが、第8波の影響は仕事の方にも出ていて、いろいろと支障があったりする。本当にいつまでも引きずるなあ。
水曜日に整体に行ってから割と気持ちが明るくなり元気が出てきている感じがするのだが、まあその辺はありがたい。マイナスの気持ちになれる材料は世の中にも自分の周辺にもいくらでも転がっているので、それに変に向き合ったり邪眼に目を合わせてそれに囚われたりすることをしないようにしないとと思う。
今日もまた母を病院に連れていくのだが、今日はまだすぐ近くのところなのでそんなに負担感はない。ただあまり時間がないのでまとまったことが書けないのだが、少しマンガの感想など。
***
「社畜と少女の1800日」の板場広志さんの最新作はウェブで連載されている「17歳からやり直すプロポーズ」なのだけど、16日に第2巻が出た。タイムリープの恋愛もの。ラノベ的な題名だがラノベというものをほとんど読んだことがないので内容がラノベ的なのかどうかはよくわからない。
いろいろな意味で人生がどん底の男性に一人だけ優しくしてくれた女性にプロポーズしたら「高校生の時に好きになっていればよかったのに」と謎の言葉を言われ、命懸けでタイムリープして高校生の時代に戻り、その女性を見つけて告白するが、その人は実は双子で、タイムリープの際に名前も記憶もあやふやになった男性はどちらがその女性なのかわからない、という話。改めて二人のとの関係を構築していく中で友人も増え、1度目の人生では考えられなかった明るい人生を歩み出すが二人がそれぞれ男性に好意を寄せるようになり・・・という展開。
タイムリープものといえば大ヒットし最近雑誌連載が大団円を迎えた「東京卍リベンジャーズ」がある。昨日も時間のある時に読み返していたが、最近のタイムリープものは昔のタイムトラベルものと違ってタイムパトロールみたいなSF的な設定はなく、ただ単にある種の特殊能力や魔法みたいな感じで「よくわからないが」タイムリープしてしまい、そのことに関しては追求されない、つまり「設定の一部」として定着している感がある。死んだ後ダンジョンに転生するみたいなのと同じなのだが、「人生をやり直す」というのは今は人気のあるジャンルなんだなと思うし、それだけやり直したかった、人生が一度詰んだらもう浮かび上がれないというように現状認識している人がどれだけ多いかということでもある気がする。
最近読んだ恋愛もののタイムリープものとしては「死ぬほど君の処女が欲しい」がある。これは題名はアレなのだが要は純愛もので、容姿が良くないために卑屈な主人公が美人と結婚して幸せだが劣等感からは抜け出せず、また正体不明の悪意にも狙われているみたいな状況で高校時代にタイムリープして、高校時代の彼女と接近して自分の問題も周りの問題も解決していくが、一度めと違うことをすることによってかえって状況が悪くなってしまうことが何度も繰り返されるというのは「東卍」と似ている。最終的にはハッピーエンドになる、というのも同じなのだが。
これらの何度もタイムリープが繰り返される話と違って「17歳からやり直すプロポーズ」は今のところ一度のタイムリープの展開が続いていて、今後はどうなるのかわからないが、ストーリーとしては恋愛ものの定番的な感じの展開になっていて、少しわくわくする感じはある。双子の双方から好意を寄せられるというのはまあ嬉しい悩みみたいな感じだが、どちらが「未来に好きだった女性」なのかはわからないので、そこが悩ましいという感じになるわけだ。また、近づいてきた男女それぞれの友人がどうか変わっていくのか、そこも楽しみである。
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