今日は二十四節気の寒露/OPECの減産表明とガソリンの値段/プーチンには反対だがアメリカは敵だという平均的ロシア人の感情

Posted at 22/10/08

10月8日(土)曇り

このところ一気に冷え込んでいるが、日めくりをめくってみて、今日は二十四節気の「寒露」であることを知る。いかにも寒そうな名前だ。10月は8日が寒露、23日が霜降で、秋が深まり冬に向かっていく季節だということがよくわかる。

昨日は夜更かしをしてしまい寝たのは1時だったのだが、途中何度も手洗いに立って断続的に5時半まで寝た、という感じ。こう手洗いが近くなってくると、冬が近づいているなと感じる。恐らくは暖房を使っているせいだと思うのだが、空気を乾燥させているからということなんだろうか。

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6時過ぎに家を出てガソリンを入れにいく。私が給油しているスタンドはバーコード割引で1リットル166円なのだが、ここ数ヶ月この値段が続いていてまあまあ高いなと思っているのだけど、OPECは2割の減産を決めたということで、また上がるのかと少々困惑する。まあ、一時世界的にコロナで経済が回っていなかった頃は110円くらいまで下がっていた気がするから、そんなに下がることがないように予防的に値上げをしたのだろうなと思う。先進国側はこの減産≒値上げをロシアを利すると批判的だが、産油国側としたら欧米に追従するだけでないところを見せたいという感じもあるのだろうなという気はする。

実際この値段は日本政府が石油元売会社に補助金を出しての値段だから、実際にはもう少し高いということになる。OPECとしてはこの辺りの価格で値崩れを防ぎたいということなのだろうと思うが、もう少し安いともう少し助かるのだがとは思う。

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Twitterを読んでいて、平均的なロシア人の感情として、ソ連時代にアメリカは敵だったから、今でも信用できないと思っている人は多く、プーチン政権はそういう漠然とした反米感情を利用している、という話はあまりちゃんと考えてこなかったけどそうかなるほどなあ、とは思った。

ロシアの政府の発表を信頼できないと思っていても、それならばストレートに西側の報道を信じるかと言えば、それは必ずしも信じられないと。これはおそらく、大東戦争中の反政府的な考えを持つ日本人にとっても割合そういうところはあったのではないかと思う。やはり「敵」のいうことをストレートに信じるのは誰でも難しいだろう。

今のロシア人はプーチンは支持していなくても、戦争が失敗に終わった後にアメリカによってどういう仕打ちが待っているかについては不安視している、という。これは敗戦後に日本で起きた米軍やソ連軍の性犯罪や強制的な態勢変革を経験している日本人としても、まあ当然な不安だろうなあとは思う。プーチンは間違っていても、それなら「敵」を信用できるかといえばやはり彼らの心の中にも「敵」に対峙する矜持は出てくるのだろうなあと思う。

プーチンに反対するロシア人に対してどのようなメッセージを送るのかは難しいなと思うのだが、ただそういうメンタリティがあるだろうことは考えに入れておいた方がいいだろうなと思った。

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