状況と本質と展望と価値

8月30日（火）曇り時々雨

問題意識を持って、状況を探り、その現象の背景にある本質を見極めて、解決の方向性を出し、実際の取り組み方を決めて計画を立て、一つ一つ実行していくわけだけど、問題意識から本質を考えるまでがうまくできないうちに状況が変化していく、みたいなことはよくある。

その状況の変化までも含めてその背後にある本質が見出せればいいのだが、本質がわかったところで対処できるとは限らない場合もあるし、考えてばかりで手を動かさないというのはそれはそれでよくない。というか、手を動かしているうちに解決策が見つかる場合もあるし、状況がダイナミックである以上、自分自身もある意味動的なスタンスが必要なのだけど、スタティックに考えないと考えた気がしないということがあって、自分の考えていることややっていることが「正しい」のかどうかがわからなくなる、ということはよくある。

自分は「見晴らし」つまり「展望」を持ちたいのだと思うのだけど、自分の仕事自体は一番下の層（現場とか基盤整備みたいなこと）から一番上の層まで全部ということになると、ルーチン的なことだけで手一杯になるところがあり、仕事の仕方自体をもっとやりやすくしていかないとと思うと新たな問題意識が生まれるわけだけど、まあそこで生み出せるものがお金に換えられる価値でないと世の中うまく動かないということがあり、そういう経済に自分をどう組み込んでいくのかという問題もある。

まあちょっと考えたことだけ書いておくけど特に結論はない。今のところ。