「良い時の自分」と「良くない時の自分」:どちらが本当の「ありのままの自分」なのか
Posted at 22/05/19 PermaLink» Tweet
5月19日(木)晴れ
久々に朝からスッキリ晴れている。朝は10度以下まで下がったが6時40分で11度まで上がってきている。最高気温の予想は24度。暦の上で夏になってから久しぶりに初夏らしい気候になるかもしれない。
昨日は懸案になっていたことを調べていたら色々とこういうことだったのかと思うことがあり、今まで与えられていた情報と整合性が取れてきてまあこういうことなんだろうなというのがだいぶわかってきた。いろいろ勉強になったこともあったしまた改めて何かの形で書いてみたいとも思う。
懸案があるとそちらの方に集中力が奪われて、本来自分がしたかったことからずれてしまい、テンションが変な方向になるのでひと段落ついたらもう一度自分の心のありかを確かめないといけないなといつも思う。学校で働いていた時は本当に自分がやりたいことを見失わずにやるのが大変だったしそう思って始めたことも途中でこれだったかな?と思っても方針変更できないところがあり、心身ともにボロボロになったなあと改めて思い出す。
仕事をやめて時間ができてから改めて自分のやりたいことをやろうとしても心が動かず、何をやりたいのかがわからなくなって色々漂流したなあと思うが、今思うと何か自分のやりたいこと以外のことに精力を注がなければならないことがあってもこれをやりたいということは見失わないように、自分を振り返る時間を持つことが大事だったなと思う。
というより何より、自分を見失わないというのが何より大事なのだけど、その局面の中で巧みに立ち回ることに重点を置きすぎてしまうとそれを見失ってしまう。これは小器用な人に起こりがちなことだと思うが。
私にとって大事なのは多分自由そのものなので、何かに熱中しているという状況もそれに縛られてしまっているのなら本当には自由ではないわけで、何かに熱中してハイになっていると自由にやっているつもりになってしまうわけだけど、それはいつか終わりが来るのでそれが終わった時に何が残っているかというのが問題なんだなと思う。
終わった後に残るのは、まあ言えばありのままの自分なわけだが、そのありのままの自分に自分が自信を持てるかということが問題なのかなと思ったりもするが、またその「ありのままの自分」が本当にありのままなのか、ということもまた問題ではある。
人間誰でもそうだが、やる気のある時とない時、テンションの上がっている時と下がっている時、モチベーションのある時とない時、頭が冴えている時と死んでいる時とでは全然パフォーマンスが違う。「ありのままの自分」とか「本当の自分」と言った時にどちらの自分をイメージするかによって結構自己認識が変わってくるだろう。
「良い状態の時の自分」が「本当の自分」だと感じられる人は、基本的に明るい人だろう。でもうまくいかない状態が続くと自分が信じられなくなるかもしれない。逆に、「悪い状態の時の自分」が本当の自分だと感じる人は、うまく行っている状態が信じられなくて、逆に不安が募ってしまう、みたいなことはあるだろう。「うまく行くのも自分、いかないのも自分」みたいな客観的なさめたスタンスで見られると楽かもしれないが、うまくいっても楽しめなくて行かなくても本当には落ち込むこともできない、みたいな感じになるかもしれない。
どう考えるのがいいのかというのはまあよくわからないのだが、自分を客観的に見ることも大事だし主観的に「今に集中する」ことも大事だということはできる。ただなんというか、いずれにしても切り替えが大事だということはあるのだろうと思う。
まあ私が思ったのはテンションが下がった時が「本当の自分、ありのままの自分」と感じる傾向があるなということで、これは「傾向」なんだということにあまり気がついてなかったということ。自分は自分に対して最短距離にいる、というか自分を本当には客観的に見ることは難しい部分があるということだけど、だからこそ違う見方をしてみることが大事だということだなと思った。まあ言うは易しなのが。
とりあえず自分にとって「書くこと」は、「やりたいこと」でもあり「やらないと自分を保てない」ようなことでもあるので、調子が良くてもよくなくても書き続けていきたいとは思ってるのだけど。
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