自由について

5月11日（水）晴れ

このところ目の疲労が著しいのでなるべく液晶画面を見ないようにしているのだが、それでも気がつくとかなり長時間見ていることがあり、困ったなと思う。まとまったものはなるべくダウンロードして読もうと思うのだが、ダウンロードできない種類のものもあり、つい長時間読んでしまう。きちんと休めてから寝ればいいのだが、その前に寝落ちしてしまうのでなかなかうまくいかない。

連休が終わった後、暦の上ではもう夏になっているのだけどなんとなく寒くて、いまだに朝夕はストーブをつけている。私が寒がりなのかと思っていたら、クリーニングを出しに行った時に話したお店の人もやはりストーブをつけているという話をしていて、まあみんな寒いんだなと思ったり。

不明確になっていた自分のテーマが、何度も行ったり来たりはしているのだけど、結局は「自由」なんだなということに思い当たり、その考察の仕方や対応の仕方、そしてそれを踏まえた生き方みたいなものを考え始めている。それはもうずっと考えてきたことであるはずなのだが、ここ数年かなり見失っていたなあと思う。色々迷うことが多くて易を立ててみた時、卦は忘れたが「本来の自分を取り戻すべき」みたいなことが書いてあって、本来の自分とはどういうことなんだろうと考えてみたら、「自由」なんだということを思い出した。

この自由については自分なりにいろいろ考えてきたつもりではあるのだけど、どうもあまり思考が進んでいないというか表面的になったり、あるいはテーマが「自由」なんて賢しらなことを言うのは良くないのではないか、地に足がついたテーマやもっと具体的なテーマの方がいいのではないか、なんだかふわふわしすぎなんじゃないかみたいなことを考えてしまっていたんだなあと思う。だからまあ、再度今になって思うのは、誰になんと言われてもいいから「自由」と言うテーマについて考えたり追求して行ったりした方がいいなと言うことで、むしろ「自由を守ること、自由を目指すこと、自由を生きること」をアイデンティティと考えたらはっきりしてくるものがあるのではないかと思ったのだった。

お金や生活のためだけだったらもっと割の良い生き方はいくらでもあったが、無自覚にも自覚的にも自由を減らされる生き方は結局はできなかったことを考えてみても、今の自分のようにしか生きられなかったのはそこに言わば自分の根があると言うことであって、そこを大事にしてもう一度考えていきたいと思っている。

と言うようなことを考えていたのでちょっと書いておく。