山の社と神社合祀令/片付け/日本と世界の先行きはどうなるか
Posted at 22/04/17 PermaLink» Tweet
4月17日(日)晴れ
土曜日はどうも疲れがいっぺんに出てしまい、「ブラタモリ」が「有吉のお金発見」に変わるのも夢現だったので9時ごろにはおそらく寝たのだが、起きたら4時前で入浴してからもう一度寝床に入ったら6時前までは寝られたのでトータルでは結構眠れた感じになった。それにしても朝はもう明るくて、7時近くかと思ったら6時前だった。気温はずいぶん低くて、4時前に起きた時にみたら1.9度。4月だからこの気温でもおかしくないのだが、最近高かったのでどうも調子が狂う。ストーブを点ける。
6時過ぎに車で出かけ、山の方の神社、と言っても原敬の神社合祀令で小さな祠しかない社の方に行ったのだが、桜が綺麗でこういう地区の社に対する地域の人の気持ちというのはあるよなあと思う。神社合祀令は少なくともこの地区では江戸時代の「村」に一つだけしか神社を残さずその神社に他の社は合祀するというものだったので、それらの社のご神体は村の中心の神社に移されているのだが、今でも昔の位置に小さな祠はあって、神社合祀という南方熊楠も反対した明治の出来事(1906)が地域に与えた大きな影響を思う。この辺りには地域の小さな屋代が結構残っている。
それから平地の方に降りてきて幅の広い道路を走って湖に出、湖で何枚か写真を撮って帰ってきた。公園は自分の記憶よりずっと整備されていて、車も入りやすく観光客にも便利だなと思った。
昨日の朝は机周りを整理して、余計なものを取り去ってみたらかなりスッキリした。一番近い本棚もなるべく今読んでいるものを並べようと思うのだけど、山積しているCDやらなんやらをどう片付けるかという問題もあり、なかなかうまい片付け方が見当たらない。
片付け本などは昔からよく読んでいるのだけど、なかなか思う通りにはいかないので、結局どこかで自己流を見つけるしかないと思うのだけど、これは本当にずっと試行錯誤だなあと思う。
今一番気になることは世界経済と日本経済の先行き、それからもちろんウクライナ情勢とそれにより世界秩序がどう再構築されるかということなのだが、第二次世界大戦の時もそうだったが連合国間のさまざまな会談が戦中にすでに行われていて、それによって戦後の世界体制が構築されたわけだから、今の各国の動きというのはウクライナ戦役が終わった後の世界の姿に大きな影響を持つことは確かだと思う。その辺りをちゃんとみていかないといけないし、日本がその中でどういう役割を果たしていくのかも注視していかなければいけない。
アメリカもウクライナにジャベリンを供与しすぎて自分のところの分が足りなくなっているという記事を読んだが、多分軍需産業もフル回転で生産しているんだろうなとは思う。いずれにしても戦後はどの国も軍備を固めてくることはまず確かだと思うので、しばらく軍需産業にお金が流れる時代にはなるだろうと思う。
戦争は文明を発達させる面があり、軍需品が戦後市場に出回って民生品として活用されるというのはティッシュペーパーの例などたくさんあるが、この戦争では民生品が軍事に活用される方向になったことが新しいという指摘があった。戦争がなくても科学技術が発達するのは良いことなのだが、それが軍事に応用されるというのもなんだか複雑なものはある。
ただ、ロシアの戦い方の奇妙な不味さみたいなものがなぜこうなってるのかということは色々疑問があって、一つの答えとしては冷戦中まではなんのかんの言っても軍事技術が世界の技術革新や軍人の社会的な地位の高さを保っていたのが、冷戦崩壊によって技術革新は民間に、また軍隊の重要性も相対的に低下して、冷戦時代には考えられないような士気の低さや練度の低さにつながっているのではないかという気がした。
世界の今後はまだはっきりは見えないが、どのような方向にいけばいいのかは多分きちんと考えておいたほうがいいことで、さまざまな動きをきちんとみていきたいと思った。
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