「古代日本の官僚」/「思考の教室」/「横槍メンゴときどきヨリ」

Posted at 21/06/10

なかなかブログを書く暇がないのだけど、今読んでいるのは虎尾達哉「古代日本の官僚」を中心に。これを読むと、古代日本国家のイメージがかなり変わると思う。官僚といえば出退勤に厳しく、職務に精励するというイメージがあるが、中国から輸入された律令制の建前はともかく、現実はとてもそんなものではなかったという話。我々はどうしても近現代の官僚制のイメージでこういうものを見るけど、古代日本というのは全然そういう社会ではなかったというのがわかって面白い。


 

「思考の教室」は、我々はいかに騙されやすいか、という話なのだけど、この辺はちょっとじっくり読まないといけない感じなので、どうもちょっと忙しい時には難しいかなという感じ。時間ができたら読み進めたい。

思考の教室
戸田山 和久
NHK出版
2020-10-28

 

Amazonで注文していたのが「横槍メンゴときどきヨリ」(スクエアエニックス、2017)。横槍メンゴさんは以前から知ってはいたしときどき作品を見てはいたけど、買うようになったのは「推しの子」からなのでごく最近。Twitterを読んでいるといろいろな情報も入ってくるので、音楽関係の方では「ヨリ」の名で活動していたことを知り、そういう本はないかと探してみたら見つかったのがこの本。まだあまりちゃんと読んでないけど、メンゴさん独自の世界が展開しているように感じた。


 

というわけでとりあえずは読んだもののメモ。

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