最近読んだもの

Posted at 21/03/28

どうも数日、書くに書けない感じが続いていて、なかなか何も書けないでいたのだが、ずっと書けないのも気持ちが悪いので少し書こうと思う。書かないと何かが溜まっていく感じがする。

いろいろな感情のようなものが浮かんでは消える感じで、それは忙しいからだろうという気持ちが強かったが、忙しいだけでなくネット上のあれこれがいろいろと影響を及ぼしている感じもした。

書くために何かを読もうと思うのだが、ちょうどこれを読もうという照準が定まるものがなかなかなくて、いろいろ手に取ってどうしようかと考えていたのだが、ちょうど外国に住む友人と少し話をして、日本の保守主義という点でも考えなければならない生長の家の宗祖・谷口雅春の著書をちょっと読むことにした。

まあまだ少ししか読んでいないので感想というほどのことはないのだが、宗教の本というのは読んでいるとある意味心のあり方が落ち着くところがある。これは仏教でもキリスト教でもそういうところはあると思うのだけど、普段考えてはいない「神」というものについて考えるところに意味があるのだろう。

ネット上の文章で言うと與那覇潤さんの「呉座勇一氏のNHK大河ドラマ降板を憂う「実証史学ブーム」滅亡の意味」を読んで趣旨に概ね賛成したりした。ただ、提起している問題についてはきちんと捉えきれていないところもあり、少しそう言うものも読む気になったらまたみてみたいと思った。

https://webronza.asahi.com/national/articles/2021032600009.html

もう一つは信田さよ子さんの「すべて妻の責任…被害者ヅラする男たちの「信じられない言い訳」「私のせい」に支えられる加害者の正義」」と言う文章も読んだ。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/81487

この文章を読んで知ったのは現代のDV被害対策がフェミニズムによって主導されていると言うこと。これはいろいろ問題が多いと思ったが、夫婦間の問題というある種他者が立ち入りにくい場所にはフェミニズムのようなある種蛮勇を振るう思想がなければ向かっていけないのかなと言う気はした。しかしその立場からだと女性の男性に対するDVなどは取り上げられないわけで、一定の成果が上がっているのであればもっと中立的な立場の人が関わって方向性も変えていった方が良いのではないかと思った。

もう一つ驚いたのは虐待問題とDV問題の担当者の間ではほとんど交流がなく時には対立していると言う点で、家庭内の問題に対する一貫したスタンスが成立していないと言うことはかなり驚いた。これは虐待問題の担当者のスタンスがフェミニズムとは違う立場だからのようで、この辺りもかなり問題があると思った。この二つのスタンスの違いから問題解決が遅れたのが野田市の虐待死の事件だったと言うのはちょっとやりきれない感じはあった。

この辺りはおそらく共同親権の問題にも絡んでいくことで、存在しないDVを言い立てて女性が親権を取り、子供に合わせないなどの問題が多発しているのもフェミニズムという思想の影響も多いのではないかと思った。欧米に比べても共同親権の問題がなかなか進まない日本的な背景というのは何なのだろうとずっと疑問だったのだが、この辺りのところが影響しているのかもしれないと思った。

まあこういうことを読んでこういう感想を持ったということにとどまるが、まあそんなところで。


月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday