諏訪から見た富士山

少しブログを書こうと思うのだが、あまりアイデアもないので雑文的なことを少し書こうと思う。

昨日は1日いい天気だったが、今朝は朝から曇り、明け方から雪になって、少し積もっている。気温が高いのでいずれ溶けると思うのだけど、そろそろ本格的に冬になってきた感じだ。

冬は空気が綺麗なので遠くまでよく見えるのだけど、普段の季節なら見ることができない富士山が、あちこちから見えて実はこの方角に富士があるのかと初めて気がついたりする。

八ヶ岳と南アルプス山系の間の谷から富士山が見える訳だけど、これは山梨県側では富士川の上流の釜無川、長野県側では諏訪湖に流れ込む最大河川の上川の谷であって、上川も途中で方向を変えているので下流の方では上川とは違う場所からになるが、古地図で見るとそこが上川の本流であったりする。

諏訪でも富士山が見えるから「富士見町」という地名がある訳だけど、実はあちこちに「富士見橋」という橋がある。これは上川水系だけでなく、さらに富士山から遠い方角、下諏訪町の方でも富士が見えるところがあり、湖畔のハーモ美術館の前などはとてもよく見える。

諏訪は湖を中心に周囲を山に囲まれていて、霧ヶ峰や晴が峰、八ヶ岳に遠くは北アルプスも見えるのだが、やはり富士山はちょっと別格の感じがあり、見えると何かめでたい感じがする。

大変なことが多かった一年だが、来年は良い年になってほしいと思う。