今わりと、高校野球マンガが面白い。

Posted at 20/12/26

年末に向けて各出版社ともマンガの単行本や雑誌が出ていて、というかまあいつもの月と本当は変わらないんだが、とにかくこちらがいろいろと忙しいのでいつものようにゆっくり読んでいる暇がなく、まあまとめて年末年始に読むことになるものがいろいろありそうな感じだ。

「宝石の国」がかなり厳しい展開になっていて、フォスフォフィライトが可哀想なんだが、しばらく休載とのこと。まあこの先の展開を描くのはかなり大変そうではある。簡単に言えば膠着した状況を打破したのがフォス、ということなんだが、なんというか太陽の光を盗んだプロメテウスみたいな感じになってる。

長大な連載になっているので一巻から読むのはちょっとと思いながら気になっているのが「かぐや様は告らせたい」と「おおきく振りかぶって」。結局最新刊は買ってるんだな最近。両方ともファンブックは買ったのだよな。
今わりと、高校野球マンガが面白い。「おお振り」は高校野球のある種のドキュメント色が強くて面白い。高校野球漫画では「あの月へ向かって打て!」が最近では一推しなんだけど、「おお振り」も面白い。
高校野球漫画も昔とはだいぶ質が変わってきて面白いのだが、実録的な作品としては「巨人の星」の高校の場面とか「ドカベン」の高校生離れした天才球児たちの話よりも、今のこういう作品はちばあきお「キャプテン」の流れの延長線上にある気がする。時代によって高校野球の社会における位置付けも変わってきていると思うけど、新しい作品は新しい時代の精神が感じられて、面白い。無尽蔵に暇があれば高校野球漫画をルーツからずっと追いかけてみるのも面白いと思うのだが、まあなかなかそうもいかない。
昔の作品でいえば、三池工業を優勝させた原貢監督の話を描いた作品がマガジンかどこかに掲載されていたのだが、そういうのも拾い集めながら高校野球マンガの歴史、みたいな研究をやってみるときっと面白いだろうなと思う。

雑談から高校野球漫画への流れ。思いついたことをちょっと書いてみた。

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by Luke Peterson

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