ToDoリストよりDoneリスト/ピーター・ドイグという画家

Posted at 20/09/30

昨日はちょっと体調が悪かったのだが、考えてみると原因は日曜の夜に「食戟のソーマ 豪の皿」のラスト4話分を録画で一気に見たのが少しこたえたかなと思った。寝るのがいつもより遅くなったというのもあるし、それをみる前に「麒麟が来る」の最新回と「コズミックフロント」の録画を見たということもある。テレビの視聴というのは基本疲れるのだよな。皆よくオンライン授業などやれる/受けられるものだと思う。ソーマ自体は面白かったです。面白かったからついみちゃったわけだけど。

 
食戟のソーマ 神ノ皿 Blu-rayBOX (3枚組)
小西克幸
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2020-04-29


そういうことで昨日の朝は久しぶりにどこにも出かけず、ゆっくり朝を過ごした。体調のコントロールをして仕事に備えることにしたわけだ。

仕事に入ってからは比較的余裕があったこともあって、時系列順に起こったことを全部日報的に書き出していたら、これはかなり使えるということに気がついた。普段の仕事を結構勘でやってる部分があり、それで大体回っていたから特に問題はなかったのだが、体力的に自信がない時は一つ一つ自分のやったことを確認しておくと、後でいろいろ考えないで済む。ToDoリストはリストアップしたことを一つ一つこなしていくだけになって後で振り返ることができないけど、Doneリストみたいに日報を書いておくと「これとこれはやった」ということを確認して「それじゃ次は何をやろう」となるのでむしろその方が仕事に前向きに取り組めるように思った。

もちろんやることのリストアップ自体は、特に新しい仕事、普段やってない仕事に関してはしないと仕事がわからないこともあるが、ルーチン的ないつもやっていることは特に書かなくてもできる。ただ、ルーチン的なことで何をやった、ということを書いておくと後で気がつくことがいろいろあって、そっちの方が仕事のやり方としてクリエイティブな感じがした。

まあこの辺もう少し詰めて考えてみると何か得るものがありそうだ。

月曜の夜にインド在住の画家の友人とメッセンジャーで話していてピーター・ドイグという画家を知り、昨日画像検索などで少し調べてみたら面白い人だということがわかって、今東京の近代美術館で個展をやってるということも知ったのだが、まあこの状況で見にいくこともできないから今回はパスにしてももし図録などが手に入るなら欲しいなと思ったり。近代美術館のサイトで「ピーター・ドイグ展の記録」がセブンイレブンのネットプリントで入手できることを知ってプリントアウトしてみたのだが、設定を間違って両面印刷にしなかったので枚数が膨大になってしまったのだが、それでもなかなか雰囲気がわかるものでよかった。

まあ実物を見ていないのでまだよくわからないけど、この人の作品は謎めいてるなと思う。何を描きたいのかよくわからないのに、何を見ても面白い。誰かの作品(例えばムンクとかバルテュスとか)に似ているのに、実際には誰の絵とも違う世界がある。ムンクやバルテュスは「描きたいもの」がはっきりしている感があるし、ダリとかピカソとかは「描きたい描き方」がはっきりしている感があるが、ドイグは今のところよくわからない。まあ画集とか実物とかを見てみないとわからないということなんだろうな。

私より3歳上の人のようで、ほぼ同世代の作家というところも興味深い。実物を見る機会に恵まれますよう。



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Title background photography
by Luke Peterson

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