チェンソーマンは並のマンガではない/諏訪になぜ八幡神社があるのか
Posted at 20/08/06 PermaLink» Tweet
昨日からさすがに半袖を着ている時間が長くなった。半袖は肘が冷えるのであまり好きではないのだが、肘まで覆ってしまうと上半身に熱が篭る感じになって、少し暑苦しい。仕事をしている時も一時寒くなってきたかと思って一度長袖にしたのだが、やはり暑いと思って結局半袖になった。東京のようにはっきりと夜まで暑いとそういう心配はしなくて良いのだが、諏訪は朝晩は気温が下がるので少し気を使う。
昨日買ってきたマンガは「7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT」13巻、「センゴク権兵衛」20巻、「新・信長公記」5巻のヤンマガ連載の3冊、それに「チェンソーマン」の1巻と6巻を買った。チェンソーマンはジャンプの連載で読んでいるので大体話がわかっているから自分でいいと思うところを先に買ったのだけど、連載で読むのとはかなり違っていて、とてもよくできているなと思った。いろいろ考えた結論としては、「チェンソーマンは並のマンガではない」という小並感溢れるものだが、まあそういうことなんだろうと思った。6巻を買ったのは、私がレゼが好きだからレゼが表紙のものを買ったということだけど、レゼの登場から読むなら5巻も買わないとな、と思った。
今朝は4時過ぎに目が覚めたが布団を変えて二度寝して、5時前に起き出して資源ゴミをまとめたりし、雑誌を出さないといけないのでそのついでにちょっとセブンでヤンジャンを買ってからどこを走ろうと考えたけど、結論が出ないので走りながら考えようと走り出した。結局国道を茅野の方へ走っている途中でそう言えば上原の八幡神社に行ってないなと思い、そこで車を止めた。社殿そのものは小さいが割合立派で、児童公園になっている部分もあったり工事の看板が出ていたりもした。
諏訪神社の本拠地である諏訪になぜ八幡神社があるのかというのは不思議ではあったのだが、由緒書きというか石碑を読むと、諏訪氏が鎌倉時代に鎌倉の北条氏の御内人として鎌倉に出仕していた際、鶴岡八幡宮から勧請したと書いてあって、初めて腑に落ちた。つまりこれは諏訪氏の武士としての印みたいなものなわけだと。当時の諏訪氏は子供の頃は大祝として諏訪神社の生き神の地位を務め、大人になると引退して武士になり、鎌倉に出仕していたのだ。諏訪明神も軍事の神ではあるのだが、鎌倉に出仕するということでその神を地元にも祀るというのはとても腑に落ちた。諏訪氏の居城は中世は前宮にあり、戦国期に上原城に移ってきたので、どちらにしても居城から近い。また江戸期には諏訪の殿様は高島城からこの八幡社までは騎乗でやってきて、ここで参拝したあと旅装に着替えて江戸へ参勤交代に出かけたのだとこれも書かれていた。諏訪氏の武士としての心構えのようなものがこの八幡神社には込められていたということなのだと想像した。
そのあと上川の方に下りて、バイパスに出て中河原北の三叉路から横内の方に戻り、上原に戻る前に達屋酢蔵神社の社叢が見えたので行ってみると、とても立派な落ち着いた社で、街中だからそんなに大きいわけでもないのに立派な欅が何本もあり、感動した。そんなに広くないのに神さびたという雰囲気があって、いつも国道から林を見ているだけだったが、こんないいところがあるのだなと感動したのだった。この神社は中世の栗林郷の社として「諏訪神社祭典古式」という文書にも載っているとのことだし、八ヶ岳の御柱を切り出す林の中にもこの神社専用の区域があるようで、昔はかなり立派なものだったのだなと思った。
今日はなんとなく気持ちが落ち着かないところがあったのだけど、八幡社と達屋社の二つをめぐってとても幸せな気持ちになった。
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