Landreaall:元気が出た。

Posted at 20/06/29

どうもここのところ落ち気味だったのだが、昨夜、「Landreaall」の35巻が出たことを受けてクレッサール編の後半から読み直し、読んでいるうちにどんどん元気が出てきて、この作品が自分にとってとても「アガる」作品だということを再発見した。この中では20年前の「革命の真実」というものが大きなキーになっていて、主人公DXは父リゲインが抱えるその秘密を、彼自身が懸命にたたかっていく中で明らかにしていくストーリーが非常に興味深く、また何重にも張り巡らされた復讐者・クエンティンの罠がそれぞれの決意と偶然と周到によって破られ、最後にリゲインやその盟友・オズモの目指す形で「革命を終わらせる」ことに成功する、という展開がとても興奮するのだと改めて思った。


 

現在の展開は王城地下の変動するダンジョンの罠に陥り最深部に落ちたDXたちが一歩一歩ダンジョンのモンスターたちを攻略して地上に帰ってくる展開で、これが32巻の183話から続いているので、もう2年くらいこの話が続いていることになる。まだまだ深いところにはいるのだが、「もしもの場合の奥の手」という話が出てきているので、案外早めに終わるのかもしれない。この王城地下ダンジョン編はクレッサール編までの過去の因縁の謎解きのような骨太の壮大な展開ではないのだが、実際のところここまでじっくりと時間をかける展開になるとは思っていなかったので、これにはかなり作者さんの思い入れがあるのだろうなと思う。このダンジョンを攻略するパーティーのメンバーはいつものDX、フィル、リド、ライナス、ルーディー、ティティというメンツだが六甲はイオンのサイドについているのでいない。DXのパーティーのメンバーがだんだん成長してくありさまや、普段は気ままなDXのリーダーとしての成長という部分でも、DXが王になるところまでこの作品のストーリーが続くのであれば、後から見て大事な部分になるのだろうなと思った。

こういう上がる話というのは例えば他に「シドニアの騎士」がある。ただ読んでいて盛り上がる話は他にもいくつかあるのだけれども、権謀術数やはり巡らされた罠みたいなものとそれを快刀乱麻に断ち切っていく主人公「たち」の活躍という点ではランドリとシドニアが一歩抜けている感じがする。
昨日はこれからどうやって文章を書いて行こうかと思いながら、午前中にゼロサムを買ってきて読んでいたら35巻が出ていることを見落としていたことに気づき、特装版を買いに行ったのだが書店を2軒回ったが見つからず、結局通常版を買って帰った。一通りは読んだのだけど午後はどうも眠くなってしまい、入浴したら夕方から8時頃まで寝てしまって、それから起き出してご飯を食べ、どうも体が落ち着かなくて散歩に出かけ、夜のしじまを1時間くらい歩いて帰ってきた。それから思いついてランドリを読んだのだが面白くなってしまい、1時過ぎまでかけて何巻も読み、さあ寝ようと思って布団に入ったが寝付けずに結局うつらうつらのまま5時ごろ起きることになった。

まあ、昨夜は夕方寝てることもあるしちょっと寝不足感はあるが元気が出る作品を掴めたので今朝はわりと元気になってる。読めば落ち着く作品、心のどこかが癒される作品も大事だが、元気が出る作品を持っておくのもとても大事だと思う。

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by Luke Peterson

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