警戒心

昨夜は疲れていたのか9時ごろに寝たのだが、朝は5時過ぎに起きたので8時間以上寝たことになる。時間だけはゆっくり寝たのだけど、どうも疲れがちゃんとは取れてなくて、それはここのところずっとそうだから何でかなと思ったのだけど、つまりは「警戒心」が抜けないからだなということに思い当たった。

不安で眠れない、ということもあるわけだけど、私の場合は多分『不安』ならそれなりに切り替えてねむれるのだが、「警戒心」が出てくるとなかなかそれは引っ込めるのが難しい感じがあり、それが時々妙に攻撃的な形で人に向くこともあるわけで、それはあまりよくないなあと思っている。

これはいつごろからなのかなあと思ってみると、おそらくはいわゆる底辺校（高校）に勤務していた90年代からそういう感じが出てきて、1999年に退職したのだが、その後もそういう感じは強弱の波はありながら続いている感じがある。それはつまり人間というものを本当には信用できないということであって、当時同僚だった女性教諭（美人）が「お化けは怖くないですよ。本当に怖いのは人間ですから」と言っていたことをすぐに思い出すのだけど、まあつまりはすべて自分に依拠するしかないということで、『美味しんぼ』で海原雄山が弟子に裏切られても「それは自分が至らなかったということだ」と平然としているけれども、その境地に至れば動じなくはなるのだと思うが、まあなかなかそこはまだまだ修行不足なんだろうなと思う。