アインシュタインとシュヴァルツシルト

Posted at 19/09/25

だいぶ涼しくなってきた。相変わらず忙しさは変わらないので、なんとかしたいものだが、身体と精神のバランスというか、多分そういうものが大事なんだろうと思う。忙しくても、気持ちがあまり急かないようにしたい。なかなか難しいけど。
「巨大ブラックホールの謎」。巨大ブラックホールという構想自体は200年前からあった、という話は面白かった。ニュートン力学でも脱出速度は計算できるので、脱出速度が光速を超える重力、というものは計算できて、それはかなり巨大な天体になるから結果的に今考えられている巨大ブラックホールに近い、というもの。また一般相対性理論が発表されてすぐ、第一次世界大戦で東部戦線でロシアと戦っていたシュヴァルツシルトが論文を読んで解を出し、「シュヴァルツシルト半径」を計算してアインシュタインに送り、それをアインシュタインが変わってアカデミーに提出したが、戦場の病が元でその4ヶ月後にシュヴァルツシルトは亡くなったとか、科学にはドラマがあるなと改めて思った。
平安前期の歴史である「菅原道真」と「古今和歌集の創造力」は両方とも読書が止まってしまっているが、道真の方は阿衡の詮議のところで、古今和歌集は中の和歌の鑑賞のところで止まってしまっている。藤原基経と宇多天皇の力関係というのはかなり微妙なものだったのだなと思うし和歌の鑑賞・解釈は私などには集中しないと難しいことなので、肩のこらない読書の範囲を少し超えてしまうからだなと思う。また少し勢いをつけてから読みたい。


 

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