何もかも背負いすぎなんじゃないですか

起きた時はなんか最悪の精神状態だったのだが、いろいろやっているうちにかなり落ち着いてきた。考えを整理すること、そして新しい解決の方向性を見いだせそうなプランを思いつくこと、というのはかなり気持ちを明るくさせる。そしてそのためには、今自分が抱えている問題について考えるよりも、自分が抱えすぎなんじゃないか、何もかも背負いすぎなんじゃないか、ということに気がつくこと、というかそうなってないか考えてみることが大事なのではないかと思う。

私もそうだけど、何か気合を入れたり新しいことを実行したりしようとすると、こまごましたまだ決着のついてない問題を全部自分で引き受けられるような気持ちになってしまうことがあって、でもそういうのは本当は無理だから、考え出したり動き出したりすると身動きが取れなくなってしまうことがある。だから時々自分が背負いすぎてないか？ということを振り返ってみるのは大事だと思うし、ネットやツイッターを読んでいてもそう思うことがしばしばある。

本当は割とどうでもいい問題なのではないか、と考えてみること。人にボールがあることを自分であれこれ考えても仕方ないこと。人の力を見くびりすぎていないかを考えてみること。こちらの思うように人が動いてくれなくても、その人なりに頑張ってはいるのかどうかを考えてみて、タイムリミットなどを先延ばしにして考えて、あるいは見守ってみること。その間は別に忘れてたっていいと思う。頭から離して、頭の底の部分に他のことを感じたり考えたりするスペースを空けてみること。

ポジティブな方向に考え始めると、割と今まで考えつかなかったような、コロンブスの卵のようなことを思いついたりする。例えば私は最近はなるべくネットやデジタル的なものに頼りすぎないようにと考える傾向が強いのだけど、そこを外して考えてみると割とこれを使えば簡単に行くんじゃないかというウェブサービスを思いついたり見つけられたりする、ということもあるなと思った。逆にアナログ方向に行きたくない人がそういう方向でものを考えてみると手助けしてくれる人やアイテムが見つかるかもしれないとも思う。

人のふり見て我がふり直せというか、思うことがあったので自戒を込めてちょっと書いてみた。

何もかも背負いすぎていませんか。