「暗闇でも走る」を読んでいる

Posted at 19/06/08

昨日は雨が激しく降ったりして、天候もあれだったが松本に出かけて体を見てもらい、どうもやはり私は「忙しくしていないといけない」と思ってるところがあるんだなあという結論に達したが、「いつも忙しくするんですね」と言われてちょっと嬉しかった、というのはどうも多少問題がある気がしなくもなかった。まあ、ちゃんと緩めるべき時は緩め、休むべき時に休めばいいんですけどね、とも言われたが、どうもやはりなかなかそうなってはいないな。気をつけないと。

それでも今朝の寝覚めはだいぶスッキリしていて、久しぶりに散歩に出かけて、普段あまり歩かなかった国道沿いを歩いたのだが、思いがけない発見がたくさんあって、やはり車で通り過ぎるだけではダメだなと思ったし、町の旧市街地でもあるので、そこにはやはり歴史の重みがあるんだなあということを感じた。
昨日は「社会的ひきこもり」も読んでいたのだけど、途中でもう一冊借りてきた「暗闇でも走る」を読み始めたら、これはすごい本だった。著者の生い立ちは凄絶という感じだったけど、その中で考えていることにこちらに刺さることも多く、また私は一度も一般企業で一般的な仕事、例えば原油の輸入について調べるとか、そういうことをやったことがないので、こういう仕事も経験しているということはその後にプラスになるだろうなとは思った。

まだ読みかけなのでしっかり感想は書けないが、なんと言えばいいのか私よりずっと若い人がこの社会や一人の人生を違う角度から切り取って晒してくれているのを読んでいる感じで、とても興味深いなと思った。中学入試でかなり頑張り、中高はほとんど勉強せず、弟に勉強を教えてもらって2浪で国際基督教大学に受かり、バングラデシュで放浪というか色々な人と付き合った後で日本で普通の総合商社に就職するという経歴はここまでで既に十分波瀾万丈だし後でわかった発達障害や家庭環境も色々大変だったのだなと思うが、一途に何かを求めて行動している感じがあって、こういう人の人生は深くなるなあと思った。

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by Luke Peterson

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