制作側の意気込みを感じるアニメ『鬼滅の刃』と『進撃の巨人』Season3Part2

Posted at 19/05/06

最近マンガアニメの感想を書いてないのだけど、最近見てよかったアニメと言えば4日深夜に観た『鬼滅の刃』と5日深夜に観た『進撃の巨人』かなと思う。

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花江夏樹
アニプレックス
2019-07-31



『鬼滅の刃』は本当に美しいアニメで、ジャンプの連載時の良さがさらに増幅されている感じ。鱗滝さんの天狗の面の赤さとか、森の色とか、色彩的にとても豊かで、これはお金がかかっているだろうなという感じだが、見る側としてはありがたい。ジャンプ作品のアニメ化は基本的にBDは買ってないのだが、この作品は買うべきだと思った。

炭治郎が「鬼」に対して同情するところがこの作品において炭治郎が特異なところなのだけど、この最初の巨大鬼の過去回想場面、オリジナルが盛り込まれていてとてもよかった。ネットでの評判も高いようだ。そりゃこれだけクオリティ高かったら当たり前だと思うけれども。
『進撃の巨人』はSeason3Part2。この作品も期によって出来栄えに波はあるのだが、今期はとてもいい。立体機動に3Dが多用されているのも格好いいし、シガンシナ区の戦いが省略されず、丹念に描かれている。というよりも、原作では意味が分かりにくかったところもきちんと説明が捕捉されていて、爆発的な人気が出た1期以来のきめ細やかさではないかと思った。

作画に関しても今回は一期を髣髴とさせるところが多く、原作でも『進撃の巨人』は頂点と言える時期が何度かあったけれども、このシガンシナ奪還戦はその一つであるわけで、気合の入り方が違う感じはする。

冬アニメはあまり印象に残るものがなかったけれども、春アニメはこの二つが白眉だろうなと思う。

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by Luke Peterson

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