学習とは何かとか

やらなければならないことは多いのだが、さっさとブログを書いていろいろやろうと思うのだけど、いろいろ気が散ってしまうな。

学習とは何か、ということを考え始めてしまうとこれはきりがないのだけど、まずは「自分でこう思ったことをこういう風にしようとする」ことが始まりで、「そのためにはどうしたらいいか」を学ばないといけないということなのだが、「そういうこと」のためにはいろいろと作法とか確立された方法論がある場合が多いのだけど、そのことを入門以前の段階にいる人はあまりよくわかっておらず、自己流の理解で適当なことをして失敗する、ということが多い。

人はなぜ自己流・我流に陥るのか、ということはまたこれも難しいのだけど、自信がありすぎて人から学ぶのを良しとしない、という場合もあればあまりにシャイで人に聞けない、という場合もあるのだろう。大体はその両者が適度にミックスされた状態なんだと思うが、まあその辺は「山月記」的な「尊大な羞恥心と臆病な自尊心」の問題になってくんだろうなと思う。その辺の自己意識の解体・改革は最終的には自分でやらないといけないのだけど、ある程度は教える側がアプローチすることで可能な部分もある。

一つには、学ぶべきことを教科書や一つのカリキュラムにまとめることで、まあこれは王道なのだけど、それだけでもなかなかうまくはいかない。つまづきやすいところをどう乗り越えられるかという問題もあるし、そのためのモチベーションをどうするかという問題もある。モチベーションももちろん本当は本人の問題なのだけど、会社などでは昇級などの餌を使うことも可能だが、学校では教える側の人間的な魅力というものもかなりモチベーションに関わるので、なかなかめんどくさい。

ただ基本は、学ぶ側が徹底的に吸収することを求め、教える側が徹底的に与えることに徹するという関係性にあるのだと思う。とにかくまあ、姿勢の問題は人間にとって本当に大きい。