ネットの利用がかみ合ってきた/『山路愛山』とか『天才を殺す凡人』とか

Posted at 19/02/04

朝からやることをいろいろ整理したりしていたらもう11時近くになってしまい、まだまだやることはたくさんあるのだが、先ずはブログを書かないと先に進めないので、先ずは書こうと思う。

ここのところツイッターでいろいろな議論をしたりして、そのことについてブログに書いたりしていることで、(橋本治さんの追悼エントリは議論というわけではないが)久々にブログの方も活況を呈してきているのだが、まだまだgoogle検索での来訪数が復活してない、というのも多分まだ2012年ころのような有利なアルゴリズムが復活してないので、ツイッターとはてなアンテナからの来訪が多いように思う。アクセス解析をしても昔のような素直な表示でなく短縮URLになってしまっているためにはっきりとはわからない。

ただようやくブログを毎日書くというのが軌道に乗ってきた(書けない日もあるが)ので自分の中も思考や行動、あるいは体調のそれぞれの面で改善してきている感じはある。なかなか仕事の面にそれを結び付けられていないが、特にツイッターの情報は仕事の面でもかなり有益なことが多く、そのあたりはようやくネットの利用の仕方がかみ合ってきた感じがある。


坂本 多加雄
吉川弘文館
1988-09


昨日は午前中、坂本多加雄『山路愛山』(吉川弘文館人物叢書)をぱらぱらと読んでいたのだが、午後出かけて日本橋に出て、丸善で本を少し物色した後明治屋まで歩いて食料品を少し見、それから八重洲ブックセンターに行って山月記関係の本を探したりしたが思っているのはなかった。

源頼朝-武家政治の創始者 (中公新書)
元木 泰雄
中央公論新社
2019-01-18



それでタイムラインで少し話題が出ていた元木泰雄『源頼朝』(中公新書)を買った。頼朝あたりのことは研究書はあまり読んでなくて自分の知識も源平盛衰記的な通俗的理解の部分が多いので、ちゃんとした研究をベースにしたものを一度読んでみた方がいいかなと思ったのだった。
5階の新書売り場から1階ずつ階段で上って8階のマンガ・美術書のフロアでは安田登『能に学ぶ和の呼吸法』(祥伝社黄金文庫)を買った。安田さんの実践的な本は自分で試してみることが多いのだがなかなかうまく行かず、この本は少しわかりやすい気がしたので呼吸法を試してみようと思っている。

中2階のカフェで明太子スパゲティを食べて夕食にし、中央通りを歩いて明治屋に行ってワイルドターキーと八海山の純米吟醸の一番小さなボトルを買った。そのあとまた歩いて丸善に戻り、ブックセンターの1階で気になっていた北野唯我『天才を殺す凡人』(日本経済新聞社)を買い、そのまま家に帰った。
『天才を殺す凡人』はいわゆるビジネス書だが、どんどん読める。もう6割以上は読んだ。なかなか面白く、啓発されるところがあり、中身が濃い感じがするが、読みやすい。久々にこういうものを読むと、『観応の擾乱』とかを読むのとはわけが違う、ということを思い出す。面白いので書きたいと思うアイデアが出て来たらまた感想等書きたいと思う。

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