今やってることを充実させ、味わう

Posted at 17/12/13

忙しいと、文章を書くには心の余裕が必要だということを思い知らされるけれども、それでもなんとか少しは書くことが、何かにつながるとは思う。

去年は大変なことが立て続けに起こって、今年はその関係でずっと忙しくてまた気遣いすることが続いていたのだけど、なんとか少しずつそれも終わりになってきている半面、逆に状況が厳しくなってきていることもあり、色々なかなか忙しさに紛れて自分自身のことを見失いがちな感じになっている面があった。

結局自分のバックボーンというか、何をやっていきどうなりたいのかという目標というかビジョンのようなものがはっきりしないからだなと思ってそのことについてしばらく考えていたのだけど、どうもあまり良いものが浮かばずに困っていた。結局、私はビジョンを考えるのが下手なんだな、と思い当たってまあそれならそれで仕方がない、どうしようかなとおもっていた。

日曜日に道を歩いていてふと、ビジョンというよりも夢と言ったほうが自分には分かりやすいんだなと思った。自分がどういう夢を持つか。ビジョンというと堅苦しい感じになってなんかしゃっちょこばったことしか思い浮かばないが、夢といえばもっと想像力が広がるなと。

それに、「夢」という言葉を心で繰り返していると、何と無く胸が暖かくなる感じがある。

それで、ああ、「夢」という言葉は若者の形のはっきりしない妄想のようなもので、何と無く現実主義者からはバカにされそうな言葉だと思っていたけど、むしろこの年になって、あるいは状況が苦しくなってからリアリティを感じられる言葉なんだなと思った。

色々な人がいるだろうけど、私は若い頃は、「これが私の夢だ」というものがなかった。というか、なかったことがあまり良くなかったんだろうなと思うのだけど、私は子供の頃から夢を追いかけるというよりも、その時そのときにやっていることに熱中し、夢中になっている方で、先のことを考えることはあまりなかった。もちろん、目標を持って努力したこともないことはないが、基本的にはその時を充実させることの方が主だったなと思う。

まあそう考えてみると、まずは今やってることを充実させることの方が先で、それに問題があったら違う手を打ったり今やっていることをやめたりすることを考えるということなんだろうなと思った。

しかし不本意な状態が長すぎると、これをやめたらあれをしよう、これをしようと思っていても実際やめてみたら何も手につかない、なんてことが起こる、というか何度かあった。キリのいいところまで頑張ってみよう、という風にどうしても思ってしまうが、それにも限度はある。

とにかく、余裕がないというのが一番良くないな。

なんだか書いているうちに反省モードに入ってきてしまった。

まあ昔のことを考えていても昔のことを変えることはできない。どうすればよかったのかなと思うけど、状況はその時その時で違うし、反省してもそれを次に活かせるとは限らないのが難しいところ。

ちょっと時間がなくなってきたので、中途半端だけど今日はこんなところで。

とにかくまあ、今やってることを充実させ、味わうことが大事だな、と思う。

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