「キングダム」信と蒙恬/「ジパング 深蒼海流」と奥州藤原氏

Posted at 17/09/21

ヤングジャンプ。今週(43号)は「かぐや様は告らせたい」「干物妹!うまるちゃん」「凛とチア」「源君物語」が休載ということで、普段読んでいる作品が少なかった。
「キングダム」。一撃必殺で秦軍左翼の指揮官・麻鉱を倒した趙軍総大将・李牧に信が迫る。この辺り、戦いの本番だと思ったらまだ序章、前哨戦だったということが明らかにされて、戦いの描写のうねりを感じさせる。「キングダム」ではよくあるパターンなのだが、長い戦いを描くときにはこういう感じになる。そして後半、李牧と別れた後蒙恬率いる楽華隊と落ち合った飛信隊は、立て直しを宣言する蒙恬に驚く。信の勇猛さと策が冴え渡る蒙恬。歴史上では蒙恬の方が圧倒的に有名だが、この辺りからその天稟が発揮されていくということだろうか。次週以降が楽しみ。

「潔癖男子!青山くん」。合宿編ラスト、小田切と後藤。梅屋に励まされて後藤もかが立ち直る展開。今回青山はいいとこ無しだがいいとこ無しでもちゃんと主人公してるところがすごい。というか周りがいいんだけど。
「うらたろう」。黄泉比良坂のイザナミみたくなってきたが、まあ言えばそれを超えた展開。どストレートではあるが。

モーニング。こちらも「鬼灯の冷徹」「へうげもの」休載。もともと隔週連載的な作品が多いからこちらはまあそんなものかと思うのだけど。
「ジャイアントキリング」。ETUのBチームの頑張りと、清水のプラン通りの展開。どちらもベストを出しての戦いでどちらが勝るか。そして代表でのポジション争いもここにかかってきていると。多角的な描写がいい。

「グラゼニ」。コーチの採用に、あてにしてる候補と親しい選手を引っ張る手段として使う、というケースについて。そういうことってあるのかと。
「ジパング 深蒼海流」。平泉に訪ねてきた徳子と、落ち延びることができるか。どういう展開になるのか、これもまた興味深い。というか昨日読んだ「女系図でみる驚きの日本史」で藤原秀衡が自分の妻(泰衡の母)を息子の国衡に妻として与え、後家の権力を付与するという話が驚きだったので、ある意味事実は小説より奇なりというか、合わせて読むと興味も増すなと思った。

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