「阿吽」とか「ワンピース」とか。今週のワンピはすごくいい。

Posted at 17/08/28

サクッと感想。

月刊シリウスを買いに行ったら今月は「人形の国」がお休みだったので代わりに最近買ってなかった月刊スピリッツを買って帰った。
「重版出来!」。月刊スピリッツ。「タンポポ鉄道」実写映画クランクアップ、御蔵山のマンガ大賞受賞とおめでた続きの編集部、心が担当の「ピーヴ遷移」はキャラに動きがないとの指摘を受ける。そのヒントを得たような感じの何か。なんというか作品としてはみなまで言うなを言い過ぎという感があるのでちょっと感想が書きにくいところがある、最近。

阿・吽 6 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
おかざき 真里
小学館
2017-06-12

 

「阿吽」。月刊スピリッツ。空海と恵果の出会い。空海は恵果よりもその師である不空を重視し、恵果の教えを受けたことをあまり強く言わないということを読んだことがあるが、しかしこの作品中ではやはり恵果も巨大な存在。今まで誰と出会ってもその結末が見えていた空海が初めて同等に関係を結べたのが最澄だったのが、その最澄の悲しみを背負ったままで自分よりも巨大な恵果に会い、壁を感じてしまうところはリアルだなと思った。「風雲児たち」に描かれた高野長英とその師・吉田長淑との出会いのようだと思った。

アニメ「僕のヒーローアカデミア」はお休み。24時間テレビの関係か。
アニメ「ボールルームへようこそ」。兵藤マリサ登場。「わたしを花にしてください」という真子。これはいいセリフだと思った。「清春が見ているんだもの」という苦しそうな雫も良かった。多々良と真子のウブなところがずいぶん強調されていた感じ。


 

アニメ「潔癖男子!青山くん」。合宿回。色々いわゆるサービスカットがあったが、そのぶん全体としては印象が散漫だった感があり。財前グループの馬鹿げた財力と兄のためならなんでもやっちゃう財前の妹・花凛がみどころ、なんだろうけど、突き抜け方として今ひとつだった感。というか元々「青山くん」はよくわからない突き抜けなさが原作の時から時々あって、それを面白く感じる人もいるのかなあと思ったりはする。というか好き好きの問題なんだろうな、多分。

アニメ見てからコンビニにジャンプを買いに行く。
「食戟のソーマ」。ジャンプ。巻頭カラー。前回からの続きでひとつながり、と附田さんのツイートもあったが、なるほどそういうことかと。次回は言い出しっぺの三人が登場。一番連隊食戟らしい場面が見られそう。
「ワンピース」876話「プリン、偶然現る!!」。ジャンプ。今週一番可笑しくて、すでに何度も読み返した。プリンの極端なツンデレぶりが最高。好きな子にわざと意地悪をいう、というのがツンデレの定番だが、そのツンが「無様ねあんたたち!」とか「ママは海の果てまで追いかけてあんたたちを海底に沈める!」とかなのが誤解を招く(というレベルか?)で、「だだだから何もあんたに死んで欲しくなくてわざわざママを止めに来たんじゃないんだからね!!!サンジ!!!……さん♡」となる。最高。で、ママから襲われるルフィたちに、「ルフィ君達!そっちは壁よ!」とちゃんと忠告し、「え?プリン?いいプリンだ!」となる。プリンの魔法の絨毯(ラビアン)に乗ったサンジが近くにいることでドキドキバクバクする三つ目のプリンの表情が最高に可愛い。というかメンヘラ系でもここまで突き抜けると本当に爆笑できる。いつも思うがこういうところは天才だなと思う。また、食い煩いのビッグマムの凄さも今までで一番表現されてて、ピンチなのにドタバタ化したこういう場面がワンピースの面白さの真髄だと思った。
「HUNTERxHUNTER」。ジャンプ。オイト王妃とクラピカの関係がギクシャクしだしたところを繫ぎ止めるもの言わぬワブル王子。子は鎹(かすがい)とはよく言ったもの。本来の意味とは違うが。
「クロスアカウント」。ジャンプ。いきなりの出会い。難しい設定で苦戦している感があるが、登場する女の子は皆可愛いのでなんとか頑張って連載を維持してもらいたいなと思う。



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