アニメ「ボールルームへようこそ」「潔癖男子!青山くん」「僕のヒーローアカデミア」そのほかマンガなど感想。

Posted at 17/07/11

気がついたら一週間更新してなかった。最近読んだもの、見たもの。
4日(火)「食戟のソーマ」25巻。連隊食戟が始まり、ソーマは十傑六席の紀伊国寧々との対戦、お題はそば。また一色は新たに十傑に加わった白津との対戦、お題はうなぎ。連載とかなり変わったという印象があったが、そんなに精密ではないが読み直してみたらほとんど変わったところはなかったようだった。反逆者側三戦全勝という結果だが、二回戦がさらにざわざわした雰囲気へ。久我と司の因縁の再戦へ、というところで次巻へ。基本的に紀伊国寧々のキャラは好きだし、ラスボス感の強い一色の雰囲気も、期待が持てる。連載ではすでに二回戦は始まっているのだが、それは今週のジャンプのところでまた。
5日(水)月刊少年マガジン。「ボールルームへようこそ」。最初は9巻のラストが再現されて、それから多々良たちの踊りが最高に噛み合い、そこにアクシデントが。異様にビビる釘宮をどう判断すべきか。そこから釘宮の過去のターンへ。

やはり群像劇として描くことで、連載をさらに深め、盛り上げていこうという方向になっているようだ。千夏と明のところまではあまりその要素に深入りせず、多々良の話がずっと続いていたけれども、そういう方向に行くということか。

6日(木)Dモーニング「ジャイアントキリング」持田退場の余韻。ヤングジャンプ「キングダム」。蒙恬の才能爆発と功を焦る王賁。信の活躍が見たい。連合軍戦が始まってから、過去話を除いてあまり信の見所がないからなあ。ただ、王翦が敢えて飛信隊を隠したという設定に、期待はしている。

7日(金)週刊マンガTimes「サンタクロースの候補生」最終回。もっと話が続くかと思っていたけど、国内で一応完結した。でも、「公認サンタクロース」という存在があることを知ったのは興味深かった。
別冊少年マガジン「進撃の巨人」。先月で23巻収録分が終わり(完全にマーレ編だけになった)今月は再び壁内に話が戻るかと思ったらまだマーレでの話が続いている。ただ、新たな勢力の存在が示されたり、九つの巨人のそれぞれの能力がマーレ側の視点で解説されたり、ライナーの父親が出てきたり、なぜライナーが選ばれたかが明らかにされたり、物語の闇がさらに深まり、そして壁内との再びの戦いの始まりが宣告されたり、昏い緊張感が高まっている。正直そろそろ壁内に話を戻して欲しいのだが、そこを一筋縄で行かせないのが諫山さんなので、どきどきしつつ待つしかないなとは思う。


 

8日(日)アニメ「僕のヒーローアカデミア」2期第2クール第1話「怪奇!グラントリノ現る」録画で見る。第1クールは雄英体育祭編で、これで終わるのかと思っていたら第2クールもあり、今度は職場体験編。つまりヒーロー殺しとの一件が中心になるわけで、この辺りからヒロアカの世界も広がり、また闇の深さも深まって行く感がある。アメコミ的な闇なんだよな、ヒロアカ。そこが日本の少年マンガとしては新鮮であるわけだが。

9日(月)少年ジャンプ。今週はどれも面白かった。

OnePiece。魚人島編で出てきた玉手箱の伏線の回収がついに。しかも麦わらの一味の絶体絶命のピンチに発動するとは。ホールケーキアイランド編、大詰めという感じだな。

ヒロアカ。今週一番印象が、というか衝撃が強かったのがヒロアカだ。雄英1Aではおちゃらけ担当みたいな芦戸三奈が切島と同じ中学で、芦戸の活躍に切島が自信を失っていたという過去話。雄英はエリート校だからそこでのおちゃらけキャラでもその前の学校では文字通りヒーローだった、ということは現実の学校でもよくある話だけど、なんかここがとてもリアルだった。

斉木楠雄のΨ難。燃堂がいいキャラなのが可笑しい。面白かった。

ハイキュー!先週の影山のつなぎからのプレー、輝く烏野メンバーの中で一人置いてかれている田中。田中の話のところでは必ず出てきていた新山女子の天内叶歌が出てこないが、来週は出るのかそれとももうアップに入っているのか。

ブラクロ。キラキラキャラがおかしい。火の丸相撲。ついに決着。「いずれは負けを知るべきだとは思っていましたが、息子を負かしたのが彼でよかった」うーん。ネバラン。思いがけない展開。BORUTO。いいね。鬼滅の刃。そう簡単には明かされない秘密。ぼくたちは勉強ができない。桐須先生のキャラもおかしい。シューダン!本当に生き生きしてるな、筆致が。背すピン!は相当頑張って描いてたんだなと思う。

「食戟のソーマ」。連隊食戟二回戦。今週は主に小林竜胆と対戦する女木島のエピソード、そしてソーマがいかにして女木島を口説き落としたか。ソーマの熱とは何か、ということだったのだけど、なるほど、今回もまた城一郎の指摘していたこと。「今年の一年は何か変」というのもまた、同じところなのだろう。

クロスアカウント。こういうのをラブコメっていうんじゃないですか。ゆらぎ荘。一部で炎上してたが、平常運転。ハンター。カキン帝国の王位継承戦、そこだけ抜き出して通して読み直して、ようやくその構造が理解できた。ロボ・レーザービーム。まだまだ先が読みたい。ペコマリ。男女入れ替わり物だがマリ・アントワネットの王女とクンフーの達人少年が入れ替わるというのは斬新、しかもぬいぐるみも入ってきたりして。だいぶ後ろの方になってきたが、単行本1巻の表紙はよかったな。ジャケ買いする人がたくさん出て連載が続くといいなと思う。
アニメ「潔癖男子!青山くん」第1回「青山くんはキレイ好き」及び第2回「青山くんは覚えてる?」いずれも録画で見る。タイムスケジュールを勘違いしていて第1話をMXで見ることができなかったので、火曜日のBS11での放送を録画して月曜日に続けて2話見た。私はヤンジャンでは基本的に読んではいるけど単行本で最初から読んでいるわけではないので、設定とかがわからないところがあって、後藤もかが重要な存在であることをこの2回分を見て初めて理解した部分がある。

私は連載で好きなのは「おーたんとりーたん」の下りなのだが、これはそこまで行くかわからないな、と思う。おーたんはともかくりーたんの声優が出てきてないし。

それにしても、EDのテーマに「飛び出せ!青春」の主題歌の「太陽がくれた季節」を持ってこられたのには超ウケた。小学生の頃、再放送を含めて何十回となく見た青春ドラマ。村野武範と石橋正次が主人公だった。そうか、あれもサッカー部の話(だけじゃないけど)だったな。

TVアニメ「潔癖男子! 青山くん」ED主題歌「太陽がくれた季節」
富士美高校サッカー部(青山くん:置鮎 龍太郎/財前 かおる:関 智一/坂井 一馬:保志 総一朗/塚本 仁:阪口 大助/吉岡 太一:吉野 裕行)
ポニーキャニオン
2017-08-18



 

アニメ「ボールルームへようこそ」第1回「小笠原ダンススタジオへようこそ」録画。私はこの作品、原作に思い入れがあるのでアニメを見るのがちょっと怖かったのだが、かなり原作に忠実に作ってある印象で、まずは胸をなでおろした。登場人物たちの目の描き方、目線の強さがこの作品の命であると思うが、そこのところがちゃんと描かれてるところがいい。EDの曲も今の所今年のアニソンでは見た範囲では一番いいように思う。(小林未可子「May be the next waltz」アニソンでワルツというのはあまりないような気が。)アニメならではの、マンガではできないダンスの動きの表現などにさらに期待したい。私は千夏が好きなのだけど、今回の放送ではそこまでいかない、恐らくは天平杯までだろうな。あそこがキリとしてはすごくはっきりしているし、高校に入ってからは第二部という感じになるので、つまりは第1部まで、ということではないかと。原作もアニメの続きもますます期待している。

 

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