ハロルド作石「BECK」全34巻を一気読みしたことなど

Posted at 17/07/24

7月18日〜24日に読んだもの。
18日。ヤマザキマリ「スティーブ・ジョブズ」最終6巻。これは同名のアイザックソンによるジョブズの伝記のコミカライズなのだが、描いているのが「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリさんであるだけあって、見せ方が上手い。ラストの終わり方には感動した。また、余計なあとがきとかがない清々しさも良かった。ジョブズの人生の中ではiマックからiPod、iPhoneからiPadと今のアップルの屋台骨を支えるアイテムが次々に出てきて、ここから読んでも面白かったかもしれない。


 

19日。原泰久「キングダム」47巻。ヤングジャンプですでに読んだ内容なので新たな感動というものはなかったが、王翦というキャラクターが何を考えてるのかわからないキャラになってておもしろい。欲を言えば最近信の活躍が少ないのだが、多分もう直ぐ出て来るだろうと思う。


 

19日夜から20日の昼にかけてハロルド作石「BECK」全34巻。Kindleで一気読み。2時間の睡眠を挟んで14時間で読破した。これはさすがに初めての経験。いくつになっても初体験というものはある。「RiN」はとてもたましいを感じさせる作品で好きだったのだが、この「BECK」の方がずっとすごいということがわかった。それはROCKのマンガか作者が生きている世界であるマンガのマンガであるかの違いがちょっとある気がした。BECKは魂が常にそこにさらされている感じがする。今年読んだ作品の中でも今の所一番。

20日。Dモーニング。「GIANT KILLING」がついに東京ダービー決着。またストーリー自体が新たなステージに進む気がする。

ヤングジャンプ。「キングダム」は王賁と趙の将軍馬南慈の国を背負った戦い。早く信が出て欲しい。

21日。週刊漫画Times。「信長のシェフ」歴史のイフが。おもしろい。
ツジトモ「GIANT KILLING」44巻。東京ダービー、2点のビハインドを追いつく展開。石神と世良という最近出番の少なかった二人の活躍が良かった。

22日。21日から22日深夜にかけて「BECK」全34巻2周目。登場キャラクターが多くて「この人なんだっけ?」と思うことが多く、確認しながら最初から読んでいたら結局最後まで読んでしまった。特に女性キャラは出ている時期が限定されている人が多い。読み直して、「泉ちゃん」が当初はこんなに大きいキャラ、ヒロイン兼狂言回しみたいな役割を担っていたことを後の方になったら全然忘れていた。それから紗耶香。真帆の対抗キャラに育つかと思ったらコユキが自分から手を離した。泉ちゃんは彼女から身を引いたのだが。どうなるかと思ってた弘美はサクの彼女という地位を獲得したから漫画中でも生き残ったけれども。

アニメ「僕のヒーローアカデミア」第2期第2クールを録画で見る。前も書いたが、「ヒーロー殺し」がいい。

23日。書籍として「観応の擾乱」「八正道」「ピンヒールははかない」「村上春樹翻訳(ほとんど)全仕事」を買い、マンガとしてはハロルド作石「7人のシェイクスピア」新装版1巻を買った。
「7人のシェイクスピア」、今出ているものは実は「NON SANZ DROICT」と副題がついた続編だということを初めて知った。2009-11年にスピリッツで連載されていたようだ。これはBECKよりも時期的には後になるが、絵柄的にはBECKより古い感じがする。今読んでいる続編ではリーはリンみたいな顔になってるけど、この時はもっとなんだか特徴的な顔。リーの家族、一族が中国を離れてイングランドにたどり着き、チャイナタウンを形成しているというリーの来歴がかなりの部分を占めている。ちなみに「NON SANZ DROICT」とはシェイクスピアの紋章に書かれた言葉で、not without rightという意味になる。

午後11時半からMXでアニメ「ボールルームへようこそ」。三笠宮杯で多々良が兵藤の代役でワルツを踊ったくだり。兵藤に多々良を強く印象付けたエピソード、わかりやすく見せている。続けて午前0時から「潔癖男子!青山くん」。もう一人の潔癖男子、成田のくだり。サッカーの絡まない学園ものの回。

24日。少年ジャンプ。巻頭カラーはヒロアカ。思わぬ相手に話が通じる。OnePiece、ビッグマムすごい。プリンが再び登場。ハイキュー!田中回が続く。先週まで叶歌が出てなくてもういなくなったのかと思ったが今回は出ていた。先が見えてきた感じ。

NEVERMIND/REMASTERED
NIRVANA
GEFFE
2011-09-23



夕方神保町に出かけて仕事の本を買ったついでに色々と。ニルヴァーナ「ネヴァーマインド」の紙ジャケのCDを買ったのと、MAAM「ダンベル何キロ持てる?」1・2巻を。
「ダンベル何キロ持てる?」はウェブ雑誌の「裏サンデー」連載の作品。文字通り筋トレがテーマの作品で、食いしん坊でスタイルが気になってきた女子高生・紗倉ひびきがジムに通って筋トレを色々学んでいく、という話。スクワットとか動的ストレッチとか参考になるし、運動前の静的(普通の)ストレッチはかえって体を動かなくするとか、へえっと思うような話も多かった。

以前本を読んでブログを書いていた時は毎日何冊も読むわけでないからそんなに感想を書くのも多くなかったが、マンガは一日に何冊も読めるので全部について書こうとすると結構大半だなと思う。半分読書記録ではあるのだが。 

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