「スペースを作る」ことがテーマ。

Posted at 17/05/24

昨日は暑い一日だった。自室にいたり、外で作業したりしているとかなり暑くて汗が吹き出したりしてきたが、職場はどちらかというと涼しい(つまり日当たりが悪い)場所なので、こういう時には過ごしやすくていい。最初は窓を開け放って風を通したが、すぐに閉めても大丈夫で、夜になってからはベストを着て膝掛けをして過ごした。

母は一日暑い暑いと言っていたが、少し前に比べると元気が出て来たような気がする。以前のように元気になってくれるとありがたいのだけど。

昨日は母をリハビリ施設に送った後、帰って来て畑の草刈りをした。久しぶりに草刈機を出して、あれは何平米くらいだろう、そういえばあまり考えたことがなかったが、小さめの畑の草を刈った。まだこの時期だからそんなには生えてないが、一度やっておくと後が楽になるだろう。上の方の広い畑はまだ手付かずだが、生やしっぱなしにしておくと蜂とかが出て来て大変なので、今のうちに少しでもやっておければ後が楽だなと思う。

しばらく読んだ本のことばかりブログに書いていて、特に昨日の更新では本やマンガやCDや映画や雑誌や10件以上について書いたけど、さすがにそれでは一冊一冊について全然書けていなくて、ちょっと読みすぎだなと思った。これは多分、自分の現状に何か不満があって、元気が出ない部分があって、それをなんとかしようとしていろいろ試みてしまっているうちの一環で、食べ過ぎ・寝すぎ・暖かくしすぎみたいな補完行為と同じようなもので、実際にはそれで満たされないからよけい餓えてしまう、みたいな感じなんだなと思った。

今、自室にしても職場にしても自宅にしても、「スペースを作る」ということをテーマに取り組んでいて、それは「片付ける」ということでもあるのだけどそれだけではなくて、「片付ける」だと片付けてできた空間を利用することを考えてしまうのだけどそうではなく、いかに空間を生み出すか、ということだ。今、一番贅沢なのは、何より空間なのだと思う。

これは元々はイケダハヤトさんのnoteで読んでなるほどと感銘を受けたことなのだが、(具体的なエントリが見つけられないがこのnoteです https://note.mu/ihayato/ 2017年4月ごろに集中的に片付けに関するエントリがあります)、片付けの下手な人の考え方というのは、空間ができたらそこに何をおくかを考えてしまうということだという。つまり、片付けたらそこには基本的には何も置かないようにする、空間を作る、ということが大事だ、というわけだ。

これはなかなか、どんな片付け本にも書いてないことで、感心させられた。

このことは、空間スペースだけでなく、時間的なスケジュールとか自分の仕事の余力みたいなもの、それからお腹に詰め込まないとか、皆同じことなんだと思う。つまり、余裕を持つ、ということで、余裕を持つということはつまり空間を持つ、ということなのだと。

物を買うにしても、何かをやるにしても、自分がのびのびいきいき生きるためにやってたはずなのに、いつの間にか物で溢れかえり、スケジュールが埋まってしまって新しいことをする余裕もなくなる、というのはやはり本末転倒で、どうしたら元の何もない状態に戻れるか、みたいなことは大事なことなのだと思う。

ということを考えていて、そういえば私みたいに基本「何もない」状態で育ってきた実感のある人間にとっては「何もない」のが出発点になるのだけど、生まれた時からいろいろなものに囲まれて育ってきた人にはそういうのはどう感じるのかなということも思った。

まあでも、人間生まれた時には何も持たないで生まれてくるわけだし、死ぬ時には何も持っていけないのだから、「何もないけど全てを持ってる」みたいなことが多分大事なんだろうと思う。

ちょっと短い時間に詰め込んで書いてしまったな。

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