読みかけの本の読書メモ
Posted at 16/08/03 PermaLink» Tweet
昨日は出掛けにいきなりの土砂降りに見舞われ、マンションの玄関からバス停までのほんの1分足らずの間に折り畳み傘はさしたもののかなり濡れた。長野県に向かう特急の中でだいたい乾いたのでよかったのだが、昨日は東京でもかなりひどい降りだったようだし、長野県でも夜は雨が降った。
書くべきことは何だろう、と思う。書くべきことがある、ことに関して書けばよいと思うのだが、シンゴジラ、ポケモンGO、都知事選その後など多くの人が書いているけどそれを自分が書く意味はどこにあるのかを考えるとあまり書く気持ちが起きない。思いついたちょっとしたことはツイッターで書いているということもある。ツイッターがない頃はそういうことも全部ブログでネタにしていたのだけど。
ツイッターで一時毎日10000インプレッションというのと1000フォロワーさんというのを目標にしていたのだけど、前者はそのつもりでやれば届くし後者はおかげさまで達成できたので、とりあえず次はブログに力を入れようと思っているのだけど、なかなかそちらに行かない。
長い文章のブログを書くときというのは言いたいことである程度まとまった内容のことがある時だ。それは最初からそのつもりで書くときもあるし、書いている途中で出て来ることもある。だからとにかく書き始めなければ前に進まないし、書き始めて初めて言いたいことのある場所を見つけられることもある。
ただ、要するに今は、みんなが言ってること、話題にしていること、でないことを書きたいという気持ちになっていて、しかし特に話題になっているわけではないけど書いてみたいこと、というのが特に思いつかないということだ。
日常雑記と言っても、今思ったのは、先日草刈りのために松本のGUで買った帽子を東京において来てしまったので、今日諏訪のGUに言って同じ系統のを探して来ようと思う、とか、まあそんな話で、自分の備忘にはなるのだけど、敢えて読んでもらうほどのものかは。
しかし、とりあえず、今読んでいる、読みかけとか積ん読状態になっている本をリストアップしてみよう。
魔夜峰央「スピリチュアル漫画家!」これは読了した。面白かった。本人に特にスピリチュアル体験があるわけではないけど、守護霊は信じているとのこと。「パタリロ!」を40年近く連載している人がどんな考え方で人生と作家生活を送って来たのか、は興味深い。
マンガ家さんの話というのはやはり面白いことが多く、「じみへん」の中崎タツヤさんの「もたない男」のものを持たなさ加減が超絶でとても面白かったことを思い出す。
月刊全生7月号・8月号(整体協会機関誌)。これは8月号の巻頭言、「健康の原点は自分の身体に適うよう飲み、食い、働き、眠ることにある。/そして、理想を画き、その実現に全生命を傾けることにある。」という言葉が印象的だった。
あとDaiGo「自分を操る超集中力」。これは面白いかと思って読み始めたのだけど、「自分の考え方の傾向を調整する技術」みたいなものを今あまり読みたい感じではないということがわかり、中断している。
顔伯鈞 安田峰俊編訳「「暗黒・中国」からの脱出」。これも読み始めたけど今あまりこういうのを読みたいという感じではないなと思い、中断している。「中国問題」が自分の中でもう少し盛り上がって来たら読むかもしれない。
堀江貴文「99%の会社はいらない」。これは半分強読んだがいつものホリエモン節という感じで、いまのところその先を読むモチベーションが足りない。
木村尚「都会の里海 東京湾」。これはブルーバックスの「日本海」が面白かったのでそのシリーズというつもりで読んでみたのだけど、海の神秘というより環境問題がメインなのでちょっと自分の期待とは外れていた感じ。最初で止まっている。
養老孟司・藻谷浩介「日本の大問題」。養老さんの文章を読みたい気がして読み始めたのだけど、やはり昔読んだ養老さんの文章とあまり違ったことが書いてない感じがして、これも始めの方で止まっている。
池内恵「サイクス=ピコ協定 百年の呪縛」。これは面白かった。現代の中東の枠組みを作った第一次世界大戦中・大戦後の諸協定とトルコ帝国崩壊に伴う動乱、そしてそれを一応の決着を付けたローザンヌ条約までの過程が現代に続く多くの問題を胚胎させていて、だからといってもっといい解決があり得たかと言うと難しい、という話。今もなお、よりよい解決があり得るのかも難しいこの地域の問題の原点に遡って論じている。いま108ページめ/139ページ中まで読んだので、あと少しと言えば少し、少し勢いがついたら読み切れるかという感じ。
それから一番最近買ったのが藤田和日郎「読者ハ読ムナ(笑)」。これは漫画家がアシスタントにアドバイスする、というスタンスで書かれた本。まだほとんど読んでないのだけど、ヒントになることがあるんじゃないかと思って買ってみた。面白そうな予感はある。
読みかけの本の読書メモというものの需要がどれくらいあるかわからないのだけど、書いていて思ったのは、例えば「シン・ゴジラ」の感想とか、すごくよくて、思うことがたくさんありすぎるからかえって書けない、ということはあるんだよな、と思った。5行ぐらいで簡単に書いてみるのも、実はいいのかもしれないという気がした。
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