「ポケモンGO」の面白さとか意義とか

Posted at 16/07/23

昨日から配信が始まった「ポケモンGO」ですが、あっという間にツイッターのタイムラインを席巻しています。いま現在、まだ配信(iOS版の配信は昨日7月22日の午前10時過ぎでした)から24時間もたっていないため、正式にDL数のアナウンスはありませんが、相当な数になっていると思います。

昨日の報道によれば、日本の全人口の半数以上がスマホを所持しているという統計が出たとか。iPhoneであれアンドロイドであれスマホを持っていれば(OSのバージョンの問題もありますが)このゲームは出来るわけなので、下手をするとすぐ1000万DLほどなら届いてしまうのではないかという気もします。アメリカでは開始後1週間で6500万DLを越えたと言いますから。

利用登録をするためにはGmailのアカウントか「ポケモントレーナーズクラブ(以下PTC)」のアカウントが必要ということで、公式サイトによればPTCの混雑のため、Gmailのアカウントを取れない13歳以下の子ども(それは知りませんでした)は今登録が出来なくなっているということです。

とはいえ、日本発売前からこれだけ話題になったスマホゲームは初めてですし、また海外の反響をみているだけでも絶対に面白いとこれだけ確信の持てるゲームもなかったと思います。(当社比)

私も配信後すぐDLしてやってみましたが、最初はやり方があまり上手くつかめない。まあ、よくわからなくてもゲームは進められるのですが、あまり効率的には行かないですよね。それでもちょっと本を買いに書店に車で移動して、そこここでちょこちょことゲームをやっただけでも、10匹前後のポケモンはつかまえられましたし、すごく久しぶりにマクドナルドに入ったりして、少しずつやり方を覚えて行きました。

それでも昨日のうちはまだポケストップに行ってどう言うことをやればいいのかわからなくてアイテムを手に入れることが出来なかったのですが、今朝散歩をしていて偶然やり方がわかり、映像を回転させてゲットすることが出来ました。こんなふうに、体感的に少しずつ覚えて行くのもこのゲームの面白さだなと思います。

私はスマホゲームは「ワンピーストレジャークルーズ」(トレクル)を始めとしていくつかやってはいるのですが、「ポケモンGO」が一番説明が少ないと思います。その少ない説明の中で、体感的にゲームのやり方を覚えて行く。これは「初めてのことに取り組む面白さ」を感じさせてくれます。そして、その体感的なやり方である程度覚えて行けるところがよくできているなと思います。

今朝は市内に用事があってそこに行くまでにポケストップをいくつか回るコースで行ったのですが、普段なら車で行くところを歩いて行きました。それだけでも運動になりますし、歩くということは車での移動では気がつかない発見がいろいろあります。ポケストップも、地域社会で有名なお寺や神社には必ずしもなく、ここに?と思うようなお地蔵さんがポケストップになってたりして面白いです。全然知らなかった祠がポケストップになっていて、そこがシャチの尾のようなものが狛犬のように鎮座していたりして、不思議なものを見つけると言う思いがけないプラスも得ることが出来ました。

当然のように普段より遥かに歩きますので運動になりますし、地域の隠れたスポットを発見できるのは面白いなと思いました。

ポケモンは簡単につかまえられるのもあれば何回ボールを投げてもつかまえられないものもあり、これもどれくらいで見切るか、というポイントもあるなと思いました。

今朝の散歩でレベル5まで上がったのでジムに行く手続きをしてみたら、チームの所属を迫られたので、考えてBlueのチームミスティックにしてみました。まだ実際には行っていないので、どうなるかはわかりません。

まだまだわからないところは多いですが、みな熱中しているところがすごいと思います。昨日のニュースでしたか、亡くなられた任天堂の前社長、岩田さんがこのゲームの開発に心血を注いでおられたというのをみて、これだけのゲームになるということは大変なことなんだなあと改めて思いました。

ゲームを始めて24時間で歩いた距離はまだ6キロですし、図鑑登録数は15、捕獲数は26、進化は1体ですが、やり込んでいる人はどんどん進化しているだろうと思います。

とにかく、「家の中でやるもの」だったゲームが「街に出てやるもの」になったのは画期的なことだと思います。経済効果も大きいのではないでしょうか。

タイムラインをみていると、冷めた目でこのブームを見ている人もいます。

私も、ゲームとか携帯関係のテクノロジーには抵抗のある時期がありました。90年代はゲームもほとんどやったことがなく、携帯もかなり普及してもずっと自分では持っていませんでした。

しかし不承不承自分で持つようになると、格好を付けてそういうことに抵抗していたことがいかに意味のないことなのかがよくわかり、それでも自分の中で「やらないこと」「見ないこと」に決めていたものに改めてチャレンジすることで、世の中の見通しがずっとよくなって来た感じがします。

ゲームも、あまりやり込み過ぎて現実感を失ってしまってはいけないと思いますが、適度な距離感で楽しみの一つとしてプレイして、世の中の動きを見失わないようにすることは今の世の中では必要なことなのではないかと思います。

そして世の中にキャッチアップして行こうとするなら、いろいろと冷静な目でも見た方がいいと思いますが、出来れば楽しんでやれるとよいのだろうと思います。

80歳の母に「ポケモンGO」の意義を説明するのに朝食が1時間かかってしまいましたが、知らない人にとっては本当に何が面白いのかわからないことだろうと思うのですね。孫たちと少しでも話が出来るように説明は試みたのですけどね。

まあ、そんなこんなの「ポケモンGO」第1日めの感想でした。

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by Luke Peterson

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