春先の気温変化とか新年度準備の忙しさとか/本当の遺言

Posted at 15/03/27

新年度の準備でずっと忙しい。なかなか予定がはっきりしないところもあり、自分の行動も予定が立てにくかったり、前年度の決算で会計や銀行関係の書類や通帳などが会計事務所に行っていたりして、いろいろ手間がかかったり。

そういう落ち着かない気分だからか、棚の上の段ボールを降ろそうとして落としてしまい、その際に突き指っぽくなってしまった。痛いところの指の愉気をしたりして処置をしたつもりだったが、朝冷え込んだせいか、朝ゴミを捨てたりして手先が冷えるとまだ痛い感じが残っているのに気がついた。今度は手首の方を行きしつつ突き指っぽくなった人差し指を引っ張ってみると気持ちがいいのでそうしてみた。iPadを持ったりキーボードを叩いたり、仕事が多いのでどうしても指先は使ってしまうのでなかなか休ませられないが、なるべく愉気をしておこうと思う。

今朝は最低気温はマイナス2.6℃だったが、10時半現在は8℃まで上がっている。予想最高気温は18℃。朝から10℃上がって、これからさらに10℃上がる計算。春の気温の暴虐ぶりは半端ない。あったかくなるのはありがたいけれども。

今朝は寒いだけでなく、ずいぶん乾燥していたようで、関東の方でも湿度が10%くらいまで下がっていると朝の気象情報で言っていた。実際、冬のように肌が乾燥している感じがあるし、身体も水分が必要とされている感じがあるので、気をつけて水や白湯を飲んでいる。何か今日は身体の話ばかりだな。

今年の春の天候は不順なのだが、庭先に蕗が、つまり蕗の薹が芽を出していて、4、5個取れたので天麩羅に揚げてもらって食べた。苦みが早春の香りだ。東京はもう梅や辛夷が終わりかけ、木蓮が開き、もう桜も開き始めていたけれども、こちらはまだ朝夕は零下だし、春分が過ぎてもまだ早い春という感じ。梅もまだだ。

仕事が一段落するのに、後2週間ほどかかるか。ちょうどその頃整体へ行く予定になっているので、そのあたりでオーバーホールが出来ればいいなと思う。

かくかくしかじか 5 (愛蔵版コミックス)
東村アキコ
集英社

最近読んでいる本、と言ってもマンガだが、印象に残ったのは東村アキコ『かくかくしかじか』最終第5巻。第4巻のラストを読んだとき、第5巻は絶対泣く展開だなと思ったのだけど、予想どおりだった。4巻までは東村さんの自分キャラの表紙だったのが、第5巻だけが日高先生で、もう買ったときから泣きそうだった。こういう「師」に巡り会えた人は仕合せだと思うし、今現在東村さんがどんなに辛い状況になっても「描ける」のは、日高先生に竹刀で叩かれながら(どんなマンガかと思うかもしれないが)「描け!」と言われ続け、描き続けた数年間があるからだ、と独白しているのは本当にそうなんだろうと思った。日高先生の最後の言葉が「描け」だった、というのも、遺言というのは本来そういうものなんだろうと思ったのだった。つまり、そのときだけとってつけたように立派なことを言うことなんじゃなくて、普段から口癖のように言っている、いわばその人の人格と化したような言葉こそが、本当の遺言なんだな、と思ったのだ。

「自伝マンガ」のラストの巻の表紙に「恩師」の顔を持ってくる、というのはある意味どんな幸せな人だったかと思う。東村さんにとっても、日高先生にとっても。

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by Luke Peterson

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