【創作に真剣に向き合うこと/冷えに注意】
Posted at 14/07/04 PermaLink» Tweet
【創作に真剣に向き合うこと/冷えに注意】
今日はいろいろといろいろな意味で忙しかった。
昨日読んだ月刊スピリッツの松田奈緒子『重版出来!』第22話がとても刺激的で、「好きなことに真剣に向き合う」ことの大切さ、というのを改めて感じた、というか思い知らされた思いがした。好きなこと、というのはつまり創作すること、ということなのだけど、それをうまくとらえられなくなっているところがあって、それが出来ていないことについて心の底での不満があるのは感じるのだけど、それをどう解放したらいいのか分からない、方法を見失っている、という感じがあるのだなあと思った。
とはいえ、今日は午前中に松本に整体の操法を受けに行くことになっていて、集中して創作に取り組むという時間もない。さてどうしようと思いながらモーニングページを書いていたのだけど、書き始めようとした途端に近くの家の人の話し声が聞こえてとっかかりを見失った感じになり、何とかしようとiPhoneでラジオを聴こうとしたら音が出ない。もう困ってしまってさすがにiPhone4だともうだめだとか、いやちょっと調べてみようとネットで探ったりしているうちに、そうだ一度再起動してみようと思いつき、再起動してみたら音が出るようになった。
やれやれと思いながらモーニングページを書いていたらメールが来て、三菱東京UFJ銀行の引き落としが出来ないとのこと。また慌ててネットバンキングを調べると、先月は引き落としのある口座にお金を入れてなかったことが分かった。郵便局か地元の銀行の口座から引き出して今日中にその口座に入れなければならないが、三菱東京が長野県にないのでセブンイレブンで入れることになる。セブン銀行では先日まで三菱東京の口座は手数料ゼロだったのだけど、今ではかかるようになってしまった。仕方ないが背に腹は代えられない。
昨日読んだ『重版出来!』について思ったことやちょっと見てみたら面白かった自分の小林秀雄『本居宣長』についての感想を読んだ感想について思い起こしていたりしたことをモーニングページに書いたり。MacBookAirを取り出そうとしたらレシートが何枚も飛び散ったので先に帳面につけて処理を済ませた。創作をはじめようとするとなんだかんだといろいろ邪魔が入るのは今に始まったことではないのだけど、創作というのは才能という名のある種のブラックホールの扉を開けて、向こう側にある何かに手を伸ばしてもらって来る感じがする。だから、そのブラックホールに、日常のさまざまなものが吸い込まれて行く、つまりそこに立っている自分には日常のさまざまなものがぶつかってくる感じになる、ということなんじゃないかなと思った。邪魔が入るのは、むしろ才能のある証拠だ、と思っておけばいいや。無理やり。
モーニングページを書き終えてマンガブログの『重版出来!』の感想を書き始める。昨日は半分くらい書いておいたつもりなのだけど、書きはじめたら結構長い。今回は二つの話が合体したようなものなので、前半の女性の新人マンガ家の話題の感想のみで一つの文章にした。アメブロとFC2にアップしてついてきた感想に返事を書いたり読者申請を承認したり。最近そういうのもだんだん増えてきてありがたいことだと思っている。昨日のアクセスは二つ合わせて2500ほど。最高の3500あったときに比べると減っているが、基本的には『シドニアの騎士』の記事を読みに来て下さる方が多いので、それに関して新しい更新がないから減るのはいたしかたない。書きたい感想はいくつかあるのだけど描ききれないうちに次のマンガを読んでいて、まあそれもどうしたものかなと思うのだけど。
たとえば、小説の感想を書いている人でそういう感じになる人ってあまりいないだろうな、と思う。マンガは正直毎日山のように出版・発行されているけど、小説は毎日新しいのが出ているという感じではないわけだし。新聞連載の小説の感想を書くならそういうこともあるかもしれないけど。だからマンガを読みアニメを見てその感想・レビュー・批評を書くというのはある意味すごい仕事なんだと思う。ただだけど。頼まれてやってるわけではないから当然なのだけど、まあそういう意味では同人みたいなものとも言える。ただだけど。
ともかくそれを書き終えて自分の部屋のごみをまとめて、車で職場に出る。職場のごみをまとめているうちに昨日の仕事で気になったことに気がついて調べ物をしてしまったり。気を取り直してゴミをまとめて捨てに行き、さらに車を飛ばしてサークルKで週刊漫画Timesを買う。運転している最中に携帯が鳴ったが出られず。自室に戻り、いくつか持って行くものを持って実家に行く途中で携帯を見ると埼玉の妹のところへ行っている母からだった。
母は土曜日に長野県に帰る予定になっていたのだが、予定を変えて来週の火曜にするとのこと。カレンダーを見て入っている予定を言ってくれということと、連絡しなければいけないからいくつか連絡先を教えろという電話だった。この忙しいときに、とちょっといらいらしながら、まず鯉に餌をやってから、電話をかけて、終えると近所の人が来てちょっと話しこまれそうになって困った。急いで朝ご飯を食べようと思ったが、まず仏壇にごはんを供えて線香を立て、チーン。牛乳をチンしてパンを焼いてレタスをちぎって食べた。あまり食べる気にもならずああそうだバナナも食べた。
急いで実家のごみをまとめ、ゴミを捨てに行き、今日の予定を確認。考えているうちにせっかく一人で松本に行くのだから開運堂のお茶室・松風庵に久しぶりに行きたいなと思い、それを軸に予定を考える。ただいろいろ一遍にやろうとするとまたわけがわからなくなるので、まずはとにかく操法を受けに行くことを最優先。しかし、指導料ちょうどのお金がなく、1万円を崩すのも面倒だなと思って、行きがけに郵便局によってちょうどのお金をおろした。
そのまま20号を走り、長野道に乗って、予定時刻ぎりぎりに指導室に到着。活元運動をする時間が少し足りなかった感じ。やはりもう少し早めにしたらよかった。操法を受けている間になんだか眠くなってしまって、途中意識のない時間があった。足の指がおかしくなっていたようで、あとで聞くと「冷え」だという。このところ腹の調子がおかしいのも、耳鳴りがするのも、「冷え」のせいだとのこと。冷房とか汗をかいてもちゃんと拭けてないのが原因かと思ったら、どうも「寝冷え」のせいだという。それは思いつかなかった。朝起きて冷えたなと思ったら脚湯をするように、とのこと。どうも体調のコントロールの方法を見失っていたのだけど、そうか冷えか、と目から鱗が落ちた思いだった。
操法を終えて松本市内へ向かう。松本城の裏にある松風庵は一人の時間を過ごすには絶好の場所。抹茶と和菓子で、手入れの行きとどいた茶庭をぼーっと眺めるのは至福の時間。なかなか行く機会がないのだけど、こんな時には自分自身にいい刺激になる。松の木肌を見たり流れる水の音を聞いたり、ときどき吹く風、降る雨の音、みな自分を異空間にいざなってくれる。一人でいる時間は本当に貴重なのだけど、日常ではない非日常の時間を、そういう意味で自分がそこに連れ去られてしまうような異空間と異時間の中にあることが、自分の中の異空間・異時間とシンクロし、呼び起こしてくれるような感じがする。そういう場所に行くと日常に戻るのに時間がかかってしまうので、普段はどうしても億劫になるところがあるのだけど、やはりときどきは行かないとだめだなと思う。
好きなこと=創作に真剣に向き合う、というテーゼは何度も確認しないとだめだなとつくづく、というかふにふに、というかううう、というか、ぎゃあ、というか、まあ色々な思いとともに、思う。
ちょうど雨が降ってきたタイミングで店を出て、市内を抜けて高速に乗り、途中で晴れたり曇ったり。高速を降りて、しばらくは知っているうちに銀行があったのでそこでお金をおろそうと思ったのだけど、そう言えばこのところ話題になっている商店街が近くだなと思って、銀行の駐車場に車を止めてちょっと商店街に行ってみた。話題になっているだけあって、なるほどいろいろな工夫のある店があるなと思う。平日だからお客さんは少ないけど、観光客らしき人もいることはいた。ちょっと総菜など買って、銀行でお金をおろしてそのまま帰路を走り、途中にあったセブンイレブンでお金を東京三菱に入れて、やれやれ。引き落とせなかったものも自動的に引き落とされたようだった。ジャムを買う。
そう言えばガソリンがない。国道を走りながら、友人が経営しているスタンドに向けて車を走らせ、ガソリンを入れる。その帰りに取引先の銀行によって書類を受け取ってようやく帰宅。結局1時を過ぎていた。遅い昼食。
それにしても、冷えに気をつけなければと思う。冷房とか汗とかにはかなり気をつけていたつもりだったけど、寝冷えは想定外だった。ちょっと意識して脚湯するようにしてみよう。
異空間に身を置くこと。異空間に耳を済ませること。異時間が流れだすのを感じること。
雨がまた降ってきた。
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