電子版と紙の雑誌、マンガの主たる読者は誰か
Posted at 14/05/09 PermaLink» Tweet
今日は9日の金曜日ということで、一ヶ月ぶりの「別冊少年マガジン」の発売日。昨夜のうちにKindle版の購入手続きはとったのに、日付が変わってもなかなかDLできず、結局読んだのは朝起きてからになった。『進撃の巨人』はかなり思いがけない展開で、調査兵団がほぼ解散・壊滅状態に。この状態からどう起死回生を図るのか、まだまだ新たな敵の力が強くなる一方で、先が見えて来ないが、先月出てきたアッカーマン隊長がリヴァイと戦闘を繰り広げる展開になって、なんだかドキドキだ。
別冊少年マガジン 2014年6月号 [2014年5月9日発売] [雑誌] | |
講談社 |
朝はその感想を書いたブログをアップするので精一杯で普段は朝食前に職場のゴミを出しているのだけどそれが出来ず、朝食を食べてからまず家のごみを出して、それから職場に行ってゴミ出しをし、サークルKに回って週刊漫画Timesは買ったがそこに別冊少年マガジンがなくて、ちょっと考えて月刊アフタヌーンを買った。『シドニアの騎士』の最新回が掲載されているからだ。
アフタヌーン 2014年6月号 [2014年4月25日発売] [雑誌] | |
講談社 |
それからセブンイレブンに回ったが、最初の店では見つからなくて、仕方ないので国道沿いのいつも行くセブンイレブンへ行ったら、あった。結局月刊誌2冊と週刊誌1冊を買ったことになり、昨日のDモーニングとあわせると4冊分。連休中は新しい雑誌が出ないので旧作の批評をずっとしていたのだけど、やはり出たばかりのマンガについて書く方がヴィヴィッドな反応があって面白いなと思う。特に今日はまんがブログでもメインコンテンツの『進撃の巨人』の新しい話が公開されたわけだから、全体が華やかな感じがする。
昨日今日は結局電子コンテンツをDモーニングと別冊マガジンの二つ買ったのだけど、『シドニアの騎士』が単行本と最新回の間が1回抜けるので、先月のアフタヌーンも電子版を買った。これで『シドニアの騎士』は公開済みの全61話を読めるようになった。考えてみると『進撃の巨人』は今月が57話なので、『シドニア』の方が4ヶ月ほど前から始まっていることになるんだ、ということに気がついた。
電子版はどこでも見られるという扱いのよさがいいのだけど、やはり紙の雑誌で見開きで見る方が楽しいことには違いない。同じ内容でも、紙の方がわくわくする感じがする。特に好きな作品が掲載されている時は、やはり紙の方も買わなくてはなあと思う。
また、今月の別冊少年マガジンには『進撃の巨人』のミカサの携帯・スマホ用シールが付録でついていて、やはり本誌は買うべきだと思った。
別冊少年マガジンではその他、『悪の華』が最終回。これはお昼に感想を書きたいと思う。いや、シドニアを先にするか。週刊漫画Timesの方でも感想を書きたい作品がいくつかあるが、ちょっと順番的には後回しになりそうだ。
少年マンガと大人マンガ(モーニングや週漫など)では、どうしても少年マンガの方が圧倒的に読者が多い。それは、少年マンガは大人も読むが、大人マンガは10代以下はあまり読まないからだ。当然だが、もともとマンガというものの主たる読者層は少年少女なので、いくら大人もマンガを読むと言っても、少年少女の熱意に比べれば弱い。いや、最近は腐女子という存在が侮れないのは分かっているが、特に男性誌は有名なわりには部数は出てないケースが多いように思う。
これも前に書いたことがあるかもしれないけれども、大人マンガの方がリアリティ構造がしっかりしていて読みやすいものが多いし、また現実に立脚した蘊蓄系のものなどが多く、普通に社会生活をしていても入って行きやすい作品が多いのだけど、逆に言えば冒険が少ないし、新しいクリエイティブな息吹を感じるとは言いがたい。そういうものはやはり少年マンガの領域に現れるわけで、『進撃の巨人』があれだけブレイクしたのも少年誌だったからだろう。
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