このところ読んだ本。御厨貴『知の格闘』町山智弘『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』など。

Posted at 14/04/22

【このところ読んだ本。御厨貴『知の格闘』町山智弘『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』など。】

ここのところ全然更新できていないので、今日はこちらから書くことにした。

毎日いろいろなことがあるし、またその中でもとにかくマンガブログの方の更新だけは毎日4回続けていたから、他のブログまでは全然書けないというのが現況なのだけど、さすがにたまには更新しておこうと思う。

知の格闘: 掟破りの政治学講義 (ちくま新書)
御厨貴
筑摩書房

マンガ以外でこのところ読んだ本と言えば、まず御厨貴『知の格闘』(ちくま新書、2014)。日本近代政治外交史の御厨さんの東大先端研における最終講義を収めたもの。最終講義と言っても御厨さんの活動は多岐にわたる。マスコミへの露出も多いし、著作も多い。またオーラル・ヒストリーの第一人者でもある。ということで御厨さんは、最終講義を6回のシリーズに分けて行い、大学院の授業の単位にもなるようにしたそうだ。時期は2011-2012年でまだ民主党政権時代。野田内閣の時期だ。

特に印象に残ったというか知らなかったのは、彼が公共政策が専門で、また権力の場という観点から政治家の絡む建築というものに対する仕事があるということ。その辺についてのことが読めたのはよかった。

アメリカのめっちゃスゴい女性たち
町山智弘
マガジンハウス

またもう1冊は町山智弘『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』(マガジンハウス、2014)。日本ではあまり知られていないがアメリカでは有名な55人のアメリカ女性を取り上げてそれぞれ3ページほどで論評しているのだけど、アメリカとはこういう国なのだなあということがある一面からすごくよくわかる本だった。まだ39人目までしか読んでないけど、どん底からゴージャスの極みまで、アメリカという国がある視点から見通せる本だと思った。表紙は中村佑介。

シドニアの騎士(3)
弐瓶勉
講談社

マンガの方で言うと尾田栄一郎『One Piece』がすでに8巻まで読んだし、弐瓶勉『シドニアの騎士』はいま3巻途中を読んでいる。新しく読み始めた灰原薬『応天の門』も面白い。これは在原業平と菅原道真というコンビで平安京の市中の事件を解決していくというミステリー。彼らが同時代だというのもそういやそうかという感じだが、設定自体が意表をついていて面白かった。

応天の門 1 (BUNCH COMICS)
灰原薬
新潮社

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