ウクライナの歴史とか宇宙の距離梯子とか今やってることの全般的見直しとか
Posted at 14/03/04 PermaLink» Tweet
昨日は日本橋から帰ってきたあといくつかブログを更新。最後の一つ『生きている気がするように生きること』だけは最後まで文章を書く時間がなくなって、下書きを全部Google Driveにアップしておき、それを特急の中で読み返して、字句を修正しつつ更新することになった。高嶋さんの本で読んだこと(GoogleDriveを使うこと)を早速使わせていただいた。
今日火曜日の午前中に松本に行く用事があったので、いつもなら火曜日に帰郷するのだけど今週は月曜夜の帰郷になった。新宿駅の売店で駅弁を買い、午後9時新宿発のあずさに乗り、高尾あたりまでいろいろやりながらなんとか更新して、それから夕食となった。
夕食後、車内では主に『物語ウクライナの歴史』を読む。まだ18ページ、古代ギリシャ時代に相当する遊牧民スキタイ支配下の時代を読んでいるが、知らなかったこともいくつかあり、面白いと思いながら読んでいる。
郷里の駅には23時半頃到着。もう気温は零下になっていた。東京の暖かさにもう身体がなじんでしまっていて、とても寒く感じる。母が迎えに出てくれていて、車で帰れたのはやはり助かった。
入浴などしたあとに何となくテレビをつけたらBSで『コズミックフロント』という宇宙を扱った番組の再放送をやっていた。テーマは『コズミック・ラダー』、宇宙で距離を測るための『梯子』をいかに見つけてきたかという内容だった。
途中から見たのだけど、そこではセファイド型変光星(ケフェウス座δ星に代表される脈動変光星)の発見によって1000光年以上の距離(年周視差を用いた従来の方法では測定できない距離)の恒星や島宇宙(銀河)の距離の測定に成功した話から見た。
この偏向の周期と明るさの関係を発見したのがハーバードの女性研究者、(というか助手)のヘンリエッタ・リーヴィットだったのだが、こちらにはその過程が詳しく書かれている。
この宇宙がすべて我々の銀河内にあるのか、あるいは我々の銀河以外にも銀河が存在するのかということをめぐって、『大論争』が行われたということは初めて知った。
その次に出てきたのがエドウィン・ハッブルだったので、銀河の赤方変位を測定することで後退速度を測定し、その速度に比例するドップラー効果の話が出てくるかと思ったら、それは『距離梯子』の例としては出て来なかった。私は年周視差とセファイドと赤方変位しか距離測定の方法を知らなかったので、意外に思ったのだけど。
この番組では、ハッブルは『大論争』に決着を付け、我々の銀河以外にも多くの銀河が存在するということを証明したという文脈で出てきた。
そのほか、1a型超新星爆発と宇宙の膨張速度の測定によるダークエネルギーの存在の発見とか、ガンマ線バーストの観測による130億光年までの宇宙の測定といった『距離梯子』が紹介されていて、大変興味深かった。
しかしこういう番組をつい見てしまったので、テレビを見終わって12時45分、自室に戻ってすぐ寝ようと思ったのだがMacBookAirがOSXをアップデートしろと要求してきたので軽い気持ちで実行したら、インストール中の表示が全然動かない。
私はMac使いでもあるしWindows使いでもあるがMacは初心者なので、こういう予期せぬことが起こると焦ってしまう。公式のサポートページを見てもよくわからないのでいろいろググってみて再起動してみたらインストラーがちゃんと動き出したのでほっとしたのだが、おかげで寝たのは3時前になってしまった。
で、今朝は7時前には起きて松本に出かける準備をすることになった。寝不足で高速を運転するのがやや心配だったが、とりあえず運転している間にしゃんとしてきたので何とかなった。しかし、操法を受けると「休まってないですね」とまたいわれた。
帰ってきて昼食を食べ、一休みして、自分のいまやっていることを一度ちゃんと把握しようと思ってそのことについて考えながら書き始めたら、なんというか意外な展開になった。またそのことについては書くことになると思うし、サイトの運営自体を何らかの形で変えるかもしれないのだけど、とりあえず今のところは『変わるかもしれない』ということにしておきたい。
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