『ジャイアントキリング』30巻と、やけに面白かった今週のモーニング。
Posted at 14/01/23 PermaLink» Tweet
GIANT KILLING(30) (モーニングKC) | |
ツジトモ | |
講談社 |
本日二回目の更新。
昨日は忙しかった。仕事中ずっと考え続けるような懸案があって終わった時間も解決しなかったのだけど、帰ってからまたいろいろ考えて工夫してみて、だいたい方向性は見えてきた。また仕事時間になったら再度トライしてみようと思う。そんなわけで帰ってきたのが遅くなったし、結果的に寝るのも遅くなってしまった。
今日は朝、職場の資源ゴミを出しにいき、モーニングを買って帰る。今週号はとてもおもしろく、ここから既にエントリを6本書いてある(未清書)ので、その概要を簡単に記しておきたいと思う。
お昼頃にとりあえず一区切りつけてツタヤに出かけ、モーニングで見て知った『Giant Killing』の新刊、第30巻を買ってきた。昼食に家に戻ると、母に使ってもらうために注文したiPad miniが届いていた。昼食後、その設定を一通りして母が使えるようにしたのだが、さてどのくらい使うことになるだろうか。せっかくなので生かしてもらえるといいのだが。
部屋に戻ってきて『Giant Killing』を読む。30巻は達海の復帰話。今回は達海が現役復帰を宣言し、選手たちとミニゲームをすることで、選手であることがいかにすばらしいことかを伝え、意識改革を図ろうとするストーリー。1巻まるまるそれに当てられていて、作中の1シーズンの展開の中でも、この長い連載の中でも、一つのターニングポイントになる巻だったと思う。
現役時代を彷彿とさせるすばらしい切れのあるプレーを数分間したと思ったら、急に魔法のように動けなくなってしまう。それを選手たちに見せつけたのは、「みんなの憧れのプロフットボーラーである」ことができるのは、本のわずかの時間でしかないということを選手たちに伝えるため。今しか、やるときはない。そのメッセージのために、無理の利かない体に無理をさせてプレーしたのだった。
今週のモーニングでは、それに続く名古屋戦が続いているが、先制したものの絶好調のブラジル人トリオに3点入れられて逆転された最悪の状況から話は始まる。その絶望的な時間を希望の時間に、そして歓喜の時間に変えるために、強くなるために変わったということを見せつけるために、その絶望的な時間を戦い続ける。そしてついに。というところまで。
その他のこの号の感想。とにかく今週のモーニングはとても充実していた。すべては書いていないが書かなかった作品が面白くなかったわけではない。
巻頭の西餅『ハルロック』は超面白かった。感想はエントリを書いたのでまた後ほど。『グラゼニ』はポスティング話が続く中、プライベートでも!な展開に。『ギャングース』ハードな展開が続く。高田君を取り込むことに成功するが、また急転か。
『インベスターZ』「人の人生などたいした価値などない」と言い放つ藤田。それに対し、戦って自由を勝ち取ると宣言する孝史。この「人には大した価値がない」と言い放つ感じが、裏社会物と通じるものを感じた。『ギャングース』もそうだし『ナニワ金融道」なんかもある意味そうだった。『金と銀』を読んだときにそういう人間観があるんだというのは初めてへえと思ったが、そういうシビアな中で自分という存在を認識して臨む、戦うのは、ある意味志士たちの「命の軽きこと鴻毛のごとし」という感覚にも共通すると思った。また、北村早樹子の「ハロー新成人」という曲の「この世界の主役は私ではないことを知る」ことが大人になることだ、という感覚とも共通するものがある。
『草子ブックガイド』なんと最終回。これはエントリを書いたので後ほど。『ピアノの森』これもエントリを書いたので後ほど。『へうげもの』将軍の妻との関係の悩みを聞く織部が答えたのは自分が数寄に目覚めたきっかけはおせんを口説き落とそうと強く望んだことだった、という話。久しぶりに初々しい織部の姿を見て感慨深かった。『神の雫』これもエントリを書いたので後ほど。
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