#オススメの映画をシンプルに説明だけする でツイートした映画たち

Posted at 13/10/27

【 #オススメの映画をシンプルに説明だけする でツイートした映画たち】

昨夜はひとしきり「 #オススメの映画をシンプルに説明だけする 」というタグをつけてツイッター上で映画談議が繰り広げられていたのだが、他の人が「なるほど」と唸るような「シンプルな説明」をするのを読んでいるうちに、自分でもやりたくなって参戦した。
ちなみに一番刺激を受けたのが 竹熊健太郎さん @kentaro666 の「握り飯で雇われた侍が野武士退治。」というツイートで、これはもちろん黒澤明の『七人の侍』(1954)を指している。

気がつくと上京する特急あずさの中でやり始め、帰宅してからも断続的に続けて結局午前3時ごろまでツイートし続けたのだが、全部で48本になった。マイナーな映画も多かったので反応もそれぞれなのだが、もしよかったら想像がつくだけでもおつきあい願えると楽しいかもしれない。

最初に48本とにかく発言順にツイートを並べるけれども、そのあとに制作年代順に映画を並べてみるので、どれがどれかは敢えて書かないけれども、お楽しみいただければと思う。「そりゃないだろ」というのもあるかもしれないが…

それでは、どうぞ。(ちなみに、私のツイッターアカウントは @kous37 です。)

1.カイ・カン
2.途中からカラー
3.兵役に言ってる間に彼女がラブレター運んだ郵便配達とできちゃう
4.ならいいじゃねえか
5.四国を放浪して行商人の嫁になる

6.女が豚
7.工藤夕貴のオ(ry
8.町田町蔵が吠えて植物が廃ビルを支配する
9.ソリが暖炉で焼かれる
10.スト破り

11.八千草薫が若すぎる恐山
12.スクールバスから始まって終わる
13.We have a problem.
14.なんか、カーテンでドレスつくったりして、馬車が襲われるんだけど、サムに助けられるんだよ
15.家庭教師に言ったら子どもがたくさんいてそのお父さんと結婚してエーデルワイス歌う(順不同)

16.自由の女神が半分埋まっている
17.ナチスの将校の宴会で上半身サスペンダーだけで踊る
18.スペイン階段でジェラート食べたり真実の口で…どうせすぐわかっちゃうな
19.窓辺でムーンリバー歌うんだよ
20.オードリーがジバンシー着てフレッド・アステアと踊る。なんか当たり前になってきたな…

21.ロバート・デ・ニーロが激太り
22.秋の日のヴィオロンのひたぶるにうらがなし
23.郷ひろみが坊主になる
24.黄色いハンカチが百万倍に増える
25.らい病のお父さんと砂浜を放浪する

26.ちゃぶ台が飛んだ回数が数えられない
27.2メートルの巨人と戦う遺作
28.小人をバカにしたら小人にされた
29.無垢な女を邪険にして死なせたら後悔して泣いた
30.自分の正義を貫いたら嫌われて無視された

31.グラスのウィスキーに灯をともして亡き同志をしのぶ
32.美形の少年に振り回されて化粧して死ぬ
33.乳母車が階段をおちてくる
34.眼球を剃刀で切る
35.少年が少女に会う

36.別れた女房にのぞき部屋で出くわす
37.実在のパリの橋を何億かかけて再現した
38.グラマー女優と噴水で戯れる
39.「私だよ」というセリフを言うのがオーディション
40.ボッティチェリのビーナスみたいなイタリア女とろうそくもってプールの中を歩くロシア男

41.天井からぶら下がってる奇妙な天使
42.敵だと思ったらパパだった
43.ソフィー・マルソーがゲス女でかわいい
44.太ったドイツ人のおばさんが給水塔を掃除
45.馬みたいに笑うモーツァルト

46.女と土工がやってたので殺した
47.踏切の音が聞こえる部屋で悶々としてたので出家した
48.全部忘れちゃうのでとにかく言葉を書いてはっとく

以上です。何がなんだかわからん。(笑)

さて、以下に題名と必要と思われる追記を。監督名とか、主演女優名とか。問題順ではなく制作年代順になってますので…

戦艦ポチョムキン【淀川長治解説映像付き】 [DVD]
エイゼンシュタイン
IVC,Ltd.(VC)(D)

『戦艦ポチョムキン』セルゲイ・エイゼンシュタイン(1925)ソ連
『アンダルシアの犬』ルイス・ブニュエル、サルバドール・ダリ(1928)フランス

『フリークス』トッド・ブラウニング、ヒルトン姉妹(1932)アメリカ
『風とともに去りぬ』フレミング、ヴィヴィアン・リー(1939)アメリカ

『市民ケーン』オーソン・ウェルズ(1941)アメリカ
『イワン雷帝 第2部』エイゼンシュタイン(1946)ソ連
『第三の男』リード、ジョゼフ・コットン、オーソン・ウェルズ(1949)イギリス

ローマの休日 [DVD]
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

『ローマの休日』ワイラー、オードリー・ヘプバーン(1953)アメリカ
『道』フェリーニ、アンソニー・クイン、ジュリエッタ・マシーナ(1954)イタリア
『鉄道員』ピエトロ・ジェルミ(1956)イタリア
『パリの恋人』ドーネン、オードリー・ヘプバーン、フレッド・アステア(1957)アメリカ
『灰とダイヤモンド』アンジェイ・ワイダ(1958)ポーランド

甘い生活 [DVD]
東北新社

『甘い生活』フェリーニ、マルチェロ・マストロヤンニ(1960)イタリア
『ティファニーで朝食を』エドワーズ、オードリー・ヘプバーン(1961)アメリカ
『史上最大の作戦』ジョン・ウェイン他(1962)アメリカ
『サウンド・オブ・ミュージック』ワイズ、ジュリー・アンドリュース(1965)アメリカ
『猿の惑星』シャフナー、チャールトン・ヘストン(1968)アメリカ

愛の嵐-無修正ノーカット完全版- [DVD]
ポニーキャニオン

『ざくろの色』セルゲイ・パラジャーノフ(1971)ソ連
『べニスに死す』ヴィスコンティ、ダーク・ボガード(1971)イタリア・フランス
『旅の重さ』斎藤耕一、高橋洋子、主題歌吉田拓郎(1972)日本
『愛の嵐』リリアナ・カヴァーニ、シャーロット・ランプリング(1973)イタリア
『田園に死す』寺山修司、八千草薫(1974)日本
『砂の器』野村芳太郎、加藤剛、丹波哲郎、森田健作(1974)日本
『さらば夏の光よ』山根成之、郷ひろみ、秋吉久美子(1976)日本
『幸せの黄色いハンカチ』山田洋次、高倉健、倍賞千恵子(1977)日本
『スターウォーズ』シリーズ、ルーカス、マーク・ハミル(1977~)アメリカ
『冬の華』降旗洋一、高倉健、三浦洋一(1978)日本
『死亡遊戯』ブルース・リー(1978)香港

セーラー服と機関銃 ブルーレイ [Blu-ray]
角川書店

『セーラー服と機関銃』相米慎二、薬師丸ひろ子(1981)日本
『ノスタルジア』アンドレイ・タルコフスキー(1983)ソ連
『天城越え』三村晴彦、田中裕子(1983)日本
『ボーイ・ミーツ・ガール』レオス・カラックス、ドニ・ラヴァン(1984)フランス
『パリ、テキサス』ヴェンダース、ナスターシャ・キンスキー(1984)西ドイツ、フランス
『アマデウス』フォアマン、トム・ハルス(1984)アメリカ
『さらば箱舟』寺山修司、山崎努(1984)日本

バグダッド・カフェ 完全版 [DVD]
紀伊國屋書店

『台風クラブ』相米慎二、工藤夕貴、三浦友和(1985)日本
『狂気の愛』アンジェイ・ズラウスキ、ソフィー・マルソー(1985)フランス
『シテール島への船出』テオ・アンゲロプロス(1986)ギリシャ
『恋恋風塵』侯孝賢(1987)台湾
『ロビンソンの庭』山本政志、町田町蔵(1987)日本
『アンタッチャブル』デ・パルマ、ケヴィン・コスナー(1987)アメリカ
『バグダッド・カフェ』アドロン、マリアンネ・ゼーゲブレヒト(1987)西ドイツ
『ウンタマギルー』高嶺剛、戸川純、音楽上野耕路(1989)日本
『達磨はなぜ東へ行ったのか』裵鏞均(1989)韓国

ポンヌフの恋人 <HDリマスター版> [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント

『ポン・ヌフの恋人』カラックス、ドニ・ラヴァン(1991)フランス
『フォレスト・ガンプ』ゼメキス、トム・ハンクス(1994)アメリカ
『アポロ13』ロン・ハワード、トム・ハンクス(1995)アメリカ

『自虐の詩』堤幸彦、中谷美紀、阿部寛(2007)日本

……お疲れ様でした。私のまとめも思ったより大変な作業で、これだけで2時間かかりました。(笑)90年代以降あまり映画を見ていないのがありありとわかってしまいますが、80年代までは偏ってはいますがほとんどがおすすめできる映画です。

一本一本見て確かめるというのも一興かと。(笑)


大学時代、蓮見重彦ゼミで映画論をやっていて、その参加条件が「一年に100本以上映画を見ること」でした。それほどではないけれども、実際かなりの映画を見たなあと思います。90年代以降はすっかり遠ざかってしまっていますが…

こういう形で映画への愛みたいなものを再確認できてよかったなあと、個人的には思っています。それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。

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