怒り

Posted at 13/08/02

【怒り】

今日の午前中は文章のネタ出しみたいなことをしていて、なんだか久しぶりにすごく充実したのだが、過去の自分の心の中のことを丁寧に紐解いてああこんなことを考えていたんだというようなことを晒して行くような内容だったので、少なくとも一度にはブログとして書くこともできないし、どちらかというとまとまった文章として書くべきことのような感じ(場合によってはある種の評論としてまとめる、みたいな)がするので、とりあえず少なくとも今日のところはあまり書けない。

ただ思ったのは、私は本当にやりたいことがたくさんある子どもだったのだけど、それをいちいち否定されて行くという人生の歩み方をしてきたんだなということ。そしてその怒りとか不満とかのやり場のないものを本を読んだり勉強したりすることにつぎ込んでいたんだなということ。だから私の読書や学習の背後にはやり場のない憤りがあったんだなということで、自分が本を読んだり何か新しいことを学ぶ時に純粋な楽しさだけでない何かが伴うのはなぜなんだろうと思っていたのだけど、そういうことだったのか、ということに気がついたということだ。まあそれによって自分の人間形成にどういうものが伴ったのかということは分からないのだけど、何というか沸々とした冷凍保存された怒りのようなものを自分は抱えているんだなということに今更ながら気づいた。

本当に、自分という人間は、何重にも怒りを自分の中に封じ込めているんだなと思う。その怒りがどれくらい自分を蝕んでいるのかは分からないが、ものを書く、特にフィクションを書くというのはおそらく、自分の中のそういうものを浄化するのに何か役に立つ方法なんだろうなと思った。「進撃の巨人」にものすごく共感するのもたぶんそのせいだと思うし、ということは今の若い人の抱えている怒りもたぶん相当のものだということなんだろうなとも思う。

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday