仕事の仕方を変えてみる/『進撃の巨人』DVD2巻とcinema staff 『great escape』が届いた/ミカサのキャラクター設定/少女ゴルゴ13
Posted at 13/08/22 PermaLink» Tweet
【仕事の仕方を変えてみる】
空が青い。朝夕は虫の声もずいぶん聞こえるようになってきたが、昼間はまだ蝉が鳴いている。今朝はTシャツに薄い夏掛けだけでは少し寒く、途中で起きてパジャマを着た。秋は確実に、一歩一歩近づいている。
倫理というか生き方について、というか人生というもの、ないし人間というもののとらえ方についての文章を書いていて、メモした分だけで原稿用紙20枚近くになった。それをもとにこれからどのように書いていくか、考えようと思う。
仕事の仕方を少し変えた。いままで、To doを書き出して一つ一つ片付けて行くという考え方だったが、書きだした仕事をそれぞれ編成して、30分単位のスケジュールの中に割りつけて行くという方法に変えてみた。一つ一つの仕事をクローズアップしすぎないで、全体の中で一つ一つの仕事を見られるようになり、それは良かったと思うし、また常に「これから30分何をやるか」が頭にあるので、身体が動きやすい。疲れてきて30分休む、というスケジュールにすることもままあるが、やってみると本当に疲れていても15分くらいすっと寝るとかなりすっきりするし、その前後に少し身体を動かしたり、身の回りのケアをしたりしているとだいたい30分になるので、このやり方はいいかもと思った。
ただ、やってみての感想としては、仕事に注意が行く分だけ、周囲への感受性が落ちるというか、普段だったら気がつくのにな、ということに気がつかなかったりする。まあ人間の能力というのはバーターで、ある面を発揮しやすくするとある面の集中度が落ちるというものなんだなと思う。ニュートンが卵だと思って時計を茹でたりしたのもそういうことなんだろうなと思う。その意味では、仕事の切り替えの時にさっと頭を切り替えることと周囲を見回す習慣のようなものをつけた方がいいかもしれないと思った。
【『進撃の巨人』DVD2巻とcinema staff 『great escape』が届いた】
great escape | |
cinema staff | |
ポニーキャニオン |
昨夜仕事を終えて実家に帰ると、『進撃の巨人』DVD2巻と第2期エンディングのcinema staff『great escape』のCDが届いていた。食事・夕食・母に愉気を済ませ自室に戻ると12時近かったが、それから『great escape』を聴いた。iTunesで買ったTVサイズバージョンとは曲の編成が少し違っていて、フルも悪くはないがTVサイズの方がなんかなじみがあるので納得感がある。まあそれはこういうものには常にあることだが。2トラック目は7月に行われた渋谷クラブクワトロにおけるライブ録音で6曲演奏されていた。
進撃の巨人 2 (初回特典:イベント優先販売申込券,諫山創監修ニセ予告ドラマCD付き) [DVD] | |
荒木哲郎監督作品 | |
ポニーキャニオン |
『進撃の巨人』DVD2巻は3話「絶望の中で鈍く光る」と4話「解散式の夜」収録。1巻はジャケットがエレンで、壁の絵の向こうに超大型巨人がいる、という構成だったが、2巻はジャケットがミカサで、壁をめくると向こうに鎧の巨人がいて思わず「○○ナー!」と叫んでしまった。(自主規制)
なぜか3~5話収録だと思い込んでいたのでちょっとがっかりしたのだが、テレビで見た時気になっていた4話のハンネスさんの記章が調査兵団のものになっていたミスがちゃんと駐屯兵団のものに修正されていたことなどがあったし、ノートPCで見たのだが、大画面で離れたところから見るよりも、細かいところまでちゃんと見えるのがメリットと言えなくはないなと思った。こんな場面にユミルとクリスタが写ってたのかとか、こんな言い回しをしてたっけとか、何となく他にも何箇所か修正があったような気がする。時間があったら録画と比較してみたいのだが、そんな時間があるかどうか。
あとは単行本3巻の偽予告をもとにしてつくられたドラマCD「サシャの怒涛の料理バトル編」が付属していて、これは笑った。
【ミカサのキャラクター設定/少女ゴルゴ13】
付属のパンフレットにはキャラクターデザインの浅野恭司とアルミン役の井上麻里奈のインタビューが掲載されていて、特にミカサのキャラクター設定に関するエピソードが面白かった。ミカサは私が一番好きなキャラクターだが、すごくミステリアスでこういうキャラクターってなかったよなあと思っていたのだけど、浅野はミカサが描きにくいという話をしたあとで、こう言っている。
「ミカサはヒロインなので、業界の常識的に言えばキレイ目系というか、艶っぽいというか、そういう方向で描いた方がいいかなと思っていたんです。でも正直、美人さんなのか、かわいい子なのか、そうじゃないのか、男っぽいのか、今ひとつ自分の中では定まってなくて。諌山さんからのリクエストを受けて何度か修正して行く中で、だんだんつかめてきた感じではあるのですが……。諌山さんとしては、ミカサはあくまで暗殺者だと。伏し目がちで、目にハイライトも入らないくらいの印象で。もちろん口紅とかもなく、感情を押し殺したような。そういうイメージだとおっしゃっていました。ただ自分自身が描いているものと、視聴者が求めているものとは違うので、アニメで見るミカサに視聴者は喜んでくれているので、そういう方向でいいと思います、とおっしゃってくれていて。」
これを読んで大変驚くとともに、そうなのか!と新鮮な感動が生まれるとともに、どこか広い大きな範囲で納得して行く感じがあった。ミカサは暗殺者なのか。なるほど、ミカサは言わば、「少女ゴルゴ13」なのだ。最終兵器であるとか、培養されたクローン兵器だとか、そういう設定は今まで見た気がするが、少女でありそのまま暗殺者である、という設定は今までなかった気がする。エレンを守ることに特化した暗殺者。すごく斬新な設定だ。究極のツンデレというか、狂気の愛、と言ってもいい。ぞくぞくする。あの完璧な肉体も、人間のレベルをはるかに超えた卓越した身体能力も、東洋人で表情がない、というのも、人を信用せず、調査兵団組織も信用せず、エレンに危害を加えられれば「人類最強」にすら牙を剥きかねず、ただ自分の能力だけを頼りに行動するのも、すべて「少女ゴルゴ」だとイメージすれば納得できる。一体どんな人物像なのか全然ミステリアスだと思っていたが、「暗殺者」という設定が分かって感動を新たにしたのだった。
昨日は昼食に蕎麦を食べに行ったのだが、目当ての店がどうもこんでて客あしらいに苦労していたので食べるのをやめて出て、平安堂の近くにある「ハルピン」というラーメン屋に行った。以前から美味しいという話だけは聞いていたのだが行ったのは初めてで、にんにく唐辛子系の辛いスープはたしかに評判になるだけのことはあると思った。
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