ロシアの人形、『実録！あるこーる白書』、グレイトフル・デッド

【ロシアの人形、『実録！あるこーる白書』、グレイトフル・デッド】

一昨日夜帰京。昨日は妹のところで娘たちの入学祝があり、出かけて行った。中学生と小学生。何かお祝いを買おうと思っていく途中で丸の内の丸善に寄ったのだが、文房具を物色してもなかなかいいのがなくどうしようかなと思っていたら、ちょうど４階の催事場でロシアの人形展みたいなのをやっていて、そこにあったマケドンスカヤという人の人形がいいと思って二つ買った。それから、男の子にも何か買おうと文具コーナーで恐竜のクリップホルダーも買った。少々値は張ったが自分がいいと思ったものを贈ることはやはり楽しい。

母と待ち合わせて妹のところへ行き、お祝い。いろいろ話をし、帰りは赤羽の駅中で簡単に夕食を取り、東京駅で降りて明治屋で少し食糧を買って丸善で本を物色。吾妻ひでおと西原理恵子の対談本『実録！あるこーる白書』（徳間書店、2013）というのが出ていたのでこれは面白いに決まっていると思って買った。これは確かに面白かったのだが、しかし読んでいるうちにどうも、というところがあり、考えてみればどんなに面白そうな作者が語っていてもつまりはアルコール依存症という病気の話なんだという動かしがたい事実に途中で気づいて、まあ重くなるのは当たり前なんだなと思った。私はどうもその辺のところが面白さ優先になってしまうところがあり、考えたほうがいいところでもあるなと思ったり。

	実録! あるこーる白書

	徳間書店

それからＨＭＶへ行ってグレイトフル・デッドの『アメリカン・ビューティー』というアルバムを買った。というのは、グレイトフル・デッドのマーケティングをテーマにした本を糸井重里が推薦しているのを買ったのに、グレイトフルデッドを聞いたことがなかったからだ。というわけで初めて聞いてみたのだが、カントリーみたいなのんびりした曲が延々と続いているという感じで、日本で言えばど演歌的なポップスみたいなものかなと。もう少し聞いてみないとわからないが。