数十年ぶりのだらだらモード

【数十年ぶりのだらだらモード】

土曜夜上京。友人が映った番組のビデオを編集したりして、4時ごろまで起きていた。今までちゃんと編集とかしたことなかったので、やろうと思えば結構細かくやれるんだなということが分かったことが収穫。

日曜日は寝不足だったが、SoftBankから家庭内Wi-Fiルーターが届いたのでそのセッティングなどしていた。これはiPhone使用者に無料に届くということなので頼んだのだが、最初はよくわからずできなければ来週やるかなあと思っていたのだけどまあなんとかなって、できるとiPhoneだけでなくＰＣの接続とかKindleの接続とかもできてこれはけっこう便利だなと思った。常に家の中で電波が飛んでるというのがどうかなという気もしたけれども。お昼ごろ出かけて日本橋の丸善で電子書籍のフォーマット、ePubの解説書を買う。本当はKindleのフォーマットであるmobiの解説書がほしかったのだが、なかった。このあたりどうもごちゃごちゃして面倒だという感じであまりきちんと勉強していなかったのだが、少し勉強した方がいいかなと思って買ってみたのだが、まだあまりちゃんと読んでいない。

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日本橋の山本山で煎餅と宇治茶でお茶をして、コレドの地下でプレッセで買い物をして帰宅。家に帰ってから録画してあった『日曜美術館』の『アートと音楽』と、『スコラ　音楽の学校』のモーツァルトを取り上げた回を見て、なんだか和んでしまった。坂本龍一は相変わらずイメージを崩さない年の取り方をしていてまあああありたいものだと思う。

なんだかそんなことをしていたせいかここ数十年なかったくらいの大変だらだらモードになってしまい、ああ、私はもともとこういう人間だったなあということを思い出してしまった。こういう感じだから常に自分にプレッシャーをかけていろいろやらないといけない、という感じだったことを。毎日ブログを書いたりきちんと日課を決めてそれをこなすということを続けていたのは、こういう状態から脱するためだったんだなあと思う。どうも足の具合があまりよくないこともあってあまり積極的にならなくて、今日も結構ダラダラしてしまった。

それでもお昼ごろ自転車で出かけて、セブンイレブンでお金をおろして三菱ＵＦＪで入金し、三井住友で記帳したあと気になってはいたが入ったことのなかったレストランに初めて入って昼食を食べた。よそながら思いしままの山里かな、というか、高くておいしくはあったがどうも雰囲気が自分の求めているものとは違っていた。西友でティシュペーパーとバラと榊と生ＤＶＤを買って帰宅。

なんだかだらだらしてどうもこれということをやらないうちにどんどん時間が過ぎる。だらだらしているときは受け身なのでものを読んだりビデオを見たりそういう受け身のことはいろいろやれるから吸収にはいい状態ではあるのだが、ものをつくる姿勢は主体性がないとできないから、そのあたりの姿勢の転換をうまくやれる方法を見つけなければならないなあと思う。しかしある意味、無理を続けてきたことの一つの結果がこのところの体調や精神面での変化の理由でもあるのかなとも。

自分のあり方のようなものを自由自在に調整できるようになると、よりプロダクティブでありながら休むときには深く休め、吸収するときには吸収するが出すときにはちゃんと出せる、そういう感じでやれるのではないか。そういうものを見出していこうと思う。