大都会に造られた森

『森のバイブル』を読んで、『明治神宮御境内林苑計画』という文書の存在を知った。これは読めば読むほどすごそうだと思い、これについて書いてある（らしい）松井光揺他『大都会に造られた森―明治神宮の森に学ぶ』（第一プランニングセンター 、1992）をアマゾンで注文した。読んでいるとぞくぞくしてくる。これに関わったのが本多静六、本郷高徳、上原敬二といった面々。本多静六は渡部昇一の本で蓄財の秘訣みたいな件で読んだことがあったが、明治神宮の鎮守の森の植林に関わったとは知らなかった。

	大都会に造られた森―明治神宮の森に学ぶ
	松井光揺他
	第一プランニングセンター

読んでいるうちに自然植生に沿った森づくりということに興味が湧いて来て、そういえば私は子どものころ植林とかそういう本を読むのが好きだったということを思い出した。しばらくこういう読書が続くかもなあと思う。