本を作る

Posted at 12/08/05

【本をつくる】

今日はいろいろと周りの様々なことに振り回されて過ぎてしまった一日だった気がする。まあそんな一日もあるのだろうけど。お昼過ぎにエアコンの設置の人が来て、1時間半ほどかかった。給湯器の取り換えが割と簡単だったからそんなものかと思ってたけど、こちらはかなり時間がかかった。1件2時間が一応目安とされているみたいだ。

InDesign CS6で作るEPUB 3 標準ガイドブック
翔泳社
電子書籍の作り方ハンドブック―iPhone、iPad、Kindle対応
アスキー・メディアワークス

設置が終わってから日本橋に出かけて、最初は何も買う当てはなかったのだけど、少し電子書籍のこととか手作り本のこととかも勉強してみようと思って、丸善で何冊か買ってみた。『InDesignCS6で作るEPUB3標準ガイドブック』(翔泳社、2012)とジャムハウス『電子書籍の作り方ハンドブック』(アスキー、2010)。前者はePub3に準拠した本がほかに見当たらなかったので買ってみた。後者は親切に書いてくれてある中では読みやすい感じがしたからなのだが、そういう本はいずれも「電子書籍元年」と騒がれた2010年の出版で、ePub3を扱っていないので、二冊買うことになったのだった。

電子書籍も、値段のつけ方について考えていて、全体にまとまった長さの作品、『本の木の森』と『大聖堂のある街で』に関しては1300円くらいに値段を付け替えようかと思っている。何日まで今の状態にして何日から値上げする、と予告してみてもいいかなと思ったり、そんなことしても意味ないかなと思ったり。あと中編・短編の『ガール』と『使命』は800円くらいだろうか。エッセイとか詩編に関してはいい考えがない。一度全部削除してもう一度作り直そうかという気持ちもあったりもするし、いろいろだ。まだ考えがまとまってない。


友人と電話で話していて、友人の個展の際に私の作品も売らないかという話が出て、なるほどそういうことも考えられるなと思った。パブーの電子書籍のオンデマンドはやってみたのだが出来栄えがやや微妙で(悪いわけではないがいろいろ考えなければならないことが多そうだ)なんといっても値段が高すぎる。84ページの『ガール』が2300円もかかるのでは現実的でない。ただ『ガール』が84ページになったのもiPhone向けのフォーマットにしたためにページ数が増えてしまったからで、iPadくらいのサイズに向けてならたぶんA5サイズの本にちょうどの文字配置が出来てもっとページ数は減らせるなとは思う。しかし表紙もほしいし挿絵も入れたいしなどと考え始めるときりがない。電子書籍系からなんとかすることを考えるのか、それともリトルプレスや手作り本的な方向で考えるのかと思って石川理恵『リトルプレスをつくる』(グラフィック社、2011)と西川順子他『雑貨屋さんの製本教室』(雷鳥社、2010)も買ってみたのだった。

リトルプレスをつくる
石川理恵
グラフィック社
雑貨屋さんの製本教室―2時間で気ままにつくる
西川順子他
雷鳥社


まあそういうことを考えるのもいいのだが、やはり私は文章そのものを考えないといけないなあと思った。ので、寝る前になったがブログだけは更新しておくことにした。

『マイマイ新子と千年の魔法』20分くらいのところまで見た。お話の中のことというより、目の前に普通の現実があるという感じがしてやや苦笑してしまう。私はどちらかというとあの転校生の立場だが、田舎の教室には普通に発達に障害のある子がいて、先生に怒られたりかわいがられたりしていたものだった。あの田舎の子どもの遠慮のなさとか無神経さとか、でも妙に公正意識が強かったりとか、犬とか自然の中とかが平気なことに劣等感を覚えたりとか、そんな「普通の現実」が描かれていてなんだかそんな当たり前のことがわざわざアニメ映画になっているということが不思議だ、という感覚がどこかにある。まだ途中なので、ちゃんと最後まで見てからまた感想を書こうと思う。

マイマイ新子と千年の魔法 [DVD]
片渕須直監督作品
エイベックス・マーケティング

月別アーカイブ

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門

Title background photography
by Luke Peterson

スポンサードリンク













ブログパーツ
total
since 13/04/2009
today
yesterday