曇り男／はっきりした輪郭を持つもの

【曇り男／はっきりした輪郭を持つもの】

今日は朝から今書いている小説のことに集中しすぎていろいろ検討したりしていたらあっという間に午前中が終わってしまった。長野県も気温も湿度も上がってきてさすがに夏という感じ。もう７月１１日なんだから当たり前なのだけど、今年はどうも全体的に気温が低い気がする。私がいる場所ではそう晴れもしないけどそう雨も降らない感じで私が留守をしているときに降っている感がある。雨男でも晴れ男でもなく曇り男。それはどんなものなんだと思うが。

昨日あたりから仕事の方も忙しくなってきた。季節的に忙しくなる季節ではあるのだけど。文業も生業も実るように、しっかりやって行きたいと思う。

言葉にしても概念にしてもはっきりと輪郭を持つものを集めようというか、起きた時から焦点の合った意識を持っている。目を見開くことによってものごとをちゃんと見るということ。そういうパワーが自分の中にもはっきりと輪郭のあるものをつくりだす力になるのかもしれない。

「何を書いているのか分からない」「はっきりしない」部分を大事にしてきたところはあるのだけど、それは私に適った戦略ではないのかもしれない。少なくともはっきりした部分を大事にした方が体調がいいなら、はっきりさせることの方が自分にとっては善なのだと考えるべきなのだろう。