アドレナリン酔い/居心地とセンスと自分らしさ
Posted at 12/05/29 PermaLink» Tweet
【アドレナリン酔い】
昨日自分の中でかなりのコペルニクス的転回があって、肉体も精神もそれに十分について行っていない感じ。でもいい方に変わっているとは思うので、このペースに慣れていくしかないんだろうと思う。そのことについてはまたしっかり書く機会があるだろう。それがこのブログになるかどうかはわからないけど。
とにかく、大事なことは自分の人生が全部つながったということだ。自分の人生の中で極めてうまくいかなかった時期というものがあり、その原因になった時期の自分の振る舞いについてかなり悔いていたのだけど、もちろんそのときに選択の間違いがあったことは確かだけど、その時そう振舞った自分の考え自体は今と変わっているわけではない、ということが理解できたからだ。
問題は選択を間違えたことで、それは私が元来かなり衝動的な行動をとる人間であるということに起因している。そしてそれは、衝動に任せて行動することが良い結果を招くというより、一時の快感を得られるということの方に偏っていたということがよくわかった。というか、自分の衝動性について今までそんなに認識していなかったのだけど、昨日いろいろ考えていてすごくそういうことに思い当たったのだった。
選択の誤りについては何度も何度も後の祭りのシュミレーションをして、こうすればよかったのにと後から何度も反省して、なぜそうしなかったのだろうと思ったのだけど、やはり先が見えずに、というより先を見ないで行動すること自体にやはり快さを感じていたのだと思うけど、そういう選択をしてしまった。まあ酒はそんなに飲んでるわけではないが、ある種の酔っぱらいのようなものである。アルコールの血中濃度が高かったわけでもないのに、アドレナリンにでも酔っ払っていたんだろう。今思うとそこでぐっと踏みとどまって腹に力を入れてしっかり思案し、場合によっては周りに相談して適切な判断を下せていればあれほど大きな失敗はしなかったに違いない。そういうことを自覚してからは自分の行動に関してはかなり慎重すぎるほど慎重になってしまっていて、それもまた生きるということの意味を損ないかねないという心配も持ったりしていたのだが、そのあたりの自分の性質というものがかなり鳥瞰的に見られるようになって、自分を見晴らせているように感じている。
逆に言えば、別の言葉で言えば、私は割とすぐに思いつめる性格だったのだ。そしてそのことで、おそらくは子どものころからずっと何度も失敗してきていたのに、その辺のところのコントロールの必要性にちゃんと気が付いていなかったのだなと思う。まあこの年になってそんなことに気が付くのもなんだなと思うのだけれども、気が付かないよりは気が付いた方がいいわけで、まあこれからそういう具合にもっとしっかり人生を歩いていければいいのだと思っているのだった。
【居心地とセンスと自分らしさ】
Comic ZERO-SUM (コミック ゼロサム) 2012年 07月号 | |
一迅社 |
昨日買った本はコミックゼロサム8月号、ナンバー804号、それにカサブルータスの6月号。ゼロサムは毎月買っている。ランドリオールはライナス・ルーディーの前後編終了。イプカとライナスの関係がわかって感動。ナンバー804号、野茂からダルビッシュへ、という話。特急の中で読もうと思う。カサブルータス、「捨てない収納」というコピーに引かれて買った。最近捨てること流行りでそれはそれで意味があると思うのだけどやはりどうも自分の中に反動が来ていて、捨てないでも住みよくなる方法もあるはずだという発想になってきている。見せる収納というのが一つのポイントのようだ。自分の部屋づくりの仕方、居心地のいい、仕事のしやすい、センスのいい、自分らしい部屋。そういうものを作るのに参考になればと思った。
Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2012年 06月号 [雑誌] | |
マガジンハウス |
そうそう、それからリヒテルの1960年のカーネギーホールライブ盤を買ったのだった。リヒテルもすごく好きだということが分かった。
カーネギー・ホール・リサイタル1960 | |
リヒテル | |
SMJ |
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