頑張りと踏ん張り

Posted at 12/04/12

今日発売のモーニングと10日発売のビックコミックを読んだ。モーニングの方で印象に残ったのは冒頭の『宇宙兄弟』だ。エディ・Jが事故死した弟・ブライアンの月面上のメッセージを目にして、月を目指すくだり。息子が宇宙飛行士にならずにヘビメタに熱中しているのを、「どうして宇宙じゃなくて地獄を目指すようになったんだろう?」と言っているあたりが可笑しい。何歳くらいの設定なのかは分からないが、50歳くらいは行っているのだろう。ISS一筋でやってきてその年から月面の訓練に入るというのは確かにすごいことだろうなと思う。

ビックコミックでは「築地魚河岸三代目」がよかった。東北の放射線対策と生産者の努力がよく表現されていて、こういうふうに頑張っている人たちの生産するものなら信頼したい、と思わせてくれる。もちろんリスクはゼロではないけれども、どんなものを食べたって放射線以外のリスクを含めれば完全にリスクのない食品というのはなかなか望みがたいだろう。もともと食糧も工業製品も日本の生産基地だった東北が、このまま崩れて行ってしまえば日本全体がおかしくなる。フェイスブックなどで読んでいると東北のことはもう諦めるべきだというような論調もあるけれども、可能な限りの安全策は打つとしても可能な限りは東北地方が踏ん張れるように日本全体でフォローして行くべきだと私は思う。

私たちがどこへ向かうべきか、難しい判断を迫られているなあとは思うが、最善の道に進めればよいなあと思う。

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by Luke Peterson

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