父の命日／考え事をしながら

今日は父の命日。いつもなら土曜のうちに上京するのだが、今日は朝墓参りをしてから上京した。昨日は雨だったけど、今日はよく晴れていて、山の中腹にある墓地からは湖を見下ろしてすっきりと晴れた空が見えた。父は基本的に晴れ男だったから、命日もよく晴れたんだなと思った。

いろいろと雑用を片付けて、10時21分の特急で上京。車中で昼食を済まそうと、荻野屋の弁当を買って特急に乗り、八王子あたりで12時になったので食べた。1200円もして釜飯よりはだいぶ高かったのだけど、これはなかなかうまかった。少し多めで食べきれるかなと思ったのだけど、おいしかったから余裕で食べられた。食べ過ぎてしまった可能性もなくはない。最近実際食べすぎだなあといつも思うのだけど。

ほかの店には全然寄らずにまっすぐに帰宅。しばらく休む。3時半ごろでかけて、4時半に横浜に。久しぶりに京急で行ったせいか横浜駅で北口に出てしまって道が分からなくなった。

アフタヌーンティーで友人と話し、世界堂をのぞき、場所を変えて少し話をして、夕食を食べに中華料理屋へ。そこで何人かと合流し、大学生と卒論の書き方とかの話をして、10時ごろお開き。横須賀線に乗ったので東京駅は地下ホームに着いたのだけど、ちょっと考え事をしながら歩いていたせいかオアゾの方に行かずに昔からある通路を通ったので少し遠回りをしてしまった。

行き帰りの電車の中で上橋菜穂子『獣の奏者』小説版の1巻を読む。頭の中にマンガ版のイメージがあるせいかすらすら読めるが、小説でしか書けないニュアンスもあって、それを自分の中でどう場面の印象に足していくか。素直にすんなりマンガにできて違和感がないところと、けっこう苦労しただろうなというところがいろいろあるなと思う。