戦略会議/黒いジャケット、ポニーテール、黒いミニスカ/エヴァンゲリオン、宮崎アニメにも出てきそうな/たからものを作りたい、たからものを残したい
Posted at 11/11/21 PermaLink» Tweet
【戦略会議】
昨日。朝ブログを更新した後病院へ行き、昼過ぎの電車で八王子を経由し、横浜線で横浜へ。友達と会って話をしているうちに友達の画業の話になり、その戦略の話などにアイデアを出したりしていたら10時過ぎになった。ベイクォーターのマクロビの店でお茶を飲んでカレーを食べて、ルミネの有隣堂で本を物色。そのあとアフタヌーンティーで閉店まで話し込み、有隣堂で絵本を買ってから上の階のカフェへ行って10時ごろまで話した。新作の絵を一枚引き取って持って帰った。精神性の深みが増した表現だなと思う。こういう企画とか戦略の話は多分劇団をやっていたころ以来だろうな。こういう話は確かに楽しい。がんばってもらいたいと思う。絵本は酒井駒子翻訳・絵の『ビロードのうさぎ』。たからものの喪失をたからものの立場から描いたような。
ビロードのうさぎ | |
酒井駒子翻訳・絵 | |
ブロンズ新社 |
【黒いジャケット、ポニーテール、黒いミニスカ】
久しぶりに珍しい路線に乗って、横浜線沿線の景色を眺めていたが、思いがけない駅が巨大になっていたりして、八王子から横浜までずっと新興住宅街が続いているんだなと思った。しかし新横浜の近くに畑が広がっていたりして、なんとなくアンバランス。横浜も巨大都市になるわけだなと思う。昨日の横浜は横浜国際女子マラソンが行われていたみたいだけど、関係あるのかないのか人出がすごかった。最初ルミネのアフタヌーンティーに行ったのだが、ありえない待ち人数だったので新しい店に行くことになったが、このマクロビの店がわりとあたりでおいしいし安いしゆっくりできる、みたいな店だった。周囲が子ども用品とかおもちゃとかの店が並んでいて、子供連れが多かった。
子供連れで思い出したが、横浜線の車内で黒を基調に決めた親子連れが私の向かいに座っていて、だんなさんもかっこよく5歳くらいの娘も可愛かったのだけど、奥さんがポニーテールにミニスカでしかも似合っていて、少し年齢は高めだとは思うがけっこうツボに来た。世の中いろんな人がいるなあ。
【エヴァンゲリオン、宮崎アニメにも出てきそうな】
NEON GENESIS EVANGELION vol.05 [DVD] | |
庵野秀明監督作品 | |
キングレコード |
エヴァンゲリオンは朝18話を見て、夜帰ってきてから寝る前に19話を見たが、すごいことになってきた。シンジパパのいやな親父っぷりが爆発したかと思ったらそれもシンジの自立、シンジを怒らせて自分の意志で搭乗を放棄させ、自分の意志で再び搭乗させる、というふうに仕組んでいたということなのだろうか。同級生たちがすべて候補者であったとか、隠された構造が少しずつ露わになってきてクライマックスの近さも予感させる。今までのところ、一番母性を感じさせる存在はヒカリだな。この子わりと最初から注目していたのだが、そういう感じになってきたか。なんというか宮崎アニメにも出てきそうなキャラクター。20話の予告もなんだかすごそうだった。とりあえず見る前にブログを更新しておこうと思う。
【たからものを作りたい、たからものを残したい】
自分にとって一番大事なこと、一番書きたいこと、一番言いたいことって何だろう、ということを昨日、友人と話しをしながら考えた。死んだときに、何が残っていれば満足か。いや、満足といえるだけのものを残して死ぬには、これから相当がんばらないといけないと思うのだけど、もしそれを概念で表現するとしたら、「人はパンのみにて生くるにあらず」ということだと思う。パンがなければ生きていけないが、パンだけでも生きてはいけない。人は身体だけでなく、心を持った存在だから。体が求めるものに正直に反応することも大事だが(それもできてない人が多いのは事実だし、私自身もそうだから野口整体に通ったりなるべく自然食のものを選んで食べたりしているわけだけど)、こころが求めるものに正直に反応することも大事だ。それもおかしくなっていたから『ずっとやりたかったことをやりなさい』のレッスンなどを試みたりしていたわけだけど。
整体入門 (ちくま文庫) | |
野口晴哉 | |
筑摩書房 |
こころが求めるものは概念だ、という思い込みが若いころは強かったけど、それが表現を求めるようになり、最近では物も大事だなと思うようになってきた。宝物を持つことは、いわゆる物欲とは正反対のことなのだと思う。宝物は、ものではなく、その背後にある心こそが大事なのだから。いや正反対ということもないかな。私はスタンスとしてそういうものに淡白だったけど、本とは渇望しているところがあるということに最近自覚的だ。ものに対してどろどろした欲望を持つタイプの人だって、その裏に少しの精神性もないわけじゃないだろうし、いかにそれが洗練され、研ぎ澄まされていくかが大事なのだと思う。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。 | |
ジュリア・キャメロン | |
サンマーク出版 |
そういう宝物になるような概念、言葉、言葉以外の表現、そして物自体を多く残して、人間が生きること、生き延びること、生きていくことの希望を少しでも燃え立たせるようなものが残せたら、それが最高なんだと思う。
カテゴリ
- Bookstore Review (17)
- からだ (237)
- ご報告 (2)
- アニメーション (211)
- アンジェラ・アキ (15)
- アート (431)
- イベント (7)
- コミュニケーション (2)
- テレビ番組など (70)
- ネット、ウェブ (139)
- ファッション (55)
- マンガ (840)
- 創作ノート (669)
- 大人 (53)
- 女性 (23)
- 小説習作 (4)
- 少年 (29)
- 散歩・街歩き (297)
- 文学 (262)
- 映画 (105)
- 時事・国内 (365)
- 時事・海外 (218)
- 歴史諸々 (254)
- 民話・神話・伝説 (31)
- 生け花 (27)
- 男性 (32)
- 私の考えていること (1052)
- 舞台・ステージ (54)
- 詩 (82)
- 読みたい言葉、書きたい言葉 (6)
- 読書ノート (1582)
- 野球 (36)
- 雑記 (2225)
- 音楽 (205)
月別アーカイブ
- 2023年09月 (19)
- 2023年08月 (31)
- 2023年07月 (32)
- 2023年06月 (31)
- 2023年05月 (31)
- 2023年04月 (29)
- 2023年03月 (30)
- 2023年02月 (28)
- 2023年01月 (31)
- 2022年12月 (32)
- 2022年11月 (30)
- 2022年10月 (32)
- 2022年09月 (31)
- 2022年08月 (32)
- 2022年07月 (31)
- 2022年06月 (30)
- 2022年05月 (31)
- 2022年04月 (31)
- 2022年03月 (31)
- 2022年02月 (27)
- 2022年01月 (30)
- 2021年12月 (30)
- 2021年11月 (29)
- 2021年10月 (15)
- 2021年09月 (12)
- 2021年08月 (9)
- 2021年07月 (18)
- 2021年06月 (18)
- 2021年05月 (20)
- 2021年04月 (16)
- 2021年03月 (25)
- 2021年02月 (24)
- 2021年01月 (23)
- 2020年12月 (20)
- 2020年11月 (12)
- 2020年10月 (13)
- 2020年09月 (17)
- 2020年08月 (15)
- 2020年07月 (27)
- 2020年06月 (31)
- 2020年05月 (22)
- 2020年03月 (4)
- 2020年02月 (1)
- 2020年01月 (1)
- 2019年12月 (3)
- 2019年11月 (24)
- 2019年10月 (28)
- 2019年09月 (24)
- 2019年08月 (17)
- 2019年07月 (18)
- 2019年06月 (27)
- 2019年05月 (32)
- 2019年04月 (33)
- 2019年03月 (32)
- 2019年02月 (29)
- 2019年01月 (18)
- 2018年12月 (12)
- 2018年11月 (13)
- 2018年10月 (13)
- 2018年07月 (27)
- 2018年06月 (8)
- 2018年05月 (12)
- 2018年04月 (7)
- 2018年03月 (3)
- 2018年02月 (6)
- 2018年01月 (12)
- 2017年12月 (26)
- 2017年11月 (1)
- 2017年10月 (5)
- 2017年09月 (14)
- 2017年08月 (9)
- 2017年07月 (6)
- 2017年06月 (15)
- 2017年05月 (12)
- 2017年04月 (10)
- 2017年03月 (2)
- 2017年01月 (3)
- 2016年12月 (2)
- 2016年11月 (1)
- 2016年08月 (9)
- 2016年07月 (25)
- 2016年06月 (17)
- 2016年04月 (4)
- 2016年03月 (2)
- 2016年02月 (5)
- 2016年01月 (2)
- 2015年10月 (1)
- 2015年08月 (1)
- 2015年06月 (3)
- 2015年05月 (2)
- 2015年04月 (2)
- 2015年03月 (5)
- 2014年12月 (5)
- 2014年11月 (1)
- 2014年10月 (1)
- 2014年09月 (6)
- 2014年08月 (2)
- 2014年07月 (9)
- 2014年06月 (3)
- 2014年05月 (11)
- 2014年04月 (12)
- 2014年03月 (34)
- 2014年02月 (35)
- 2014年01月 (36)
- 2013年12月 (28)
- 2013年11月 (25)
- 2013年10月 (28)
- 2013年09月 (23)
- 2013年08月 (21)
- 2013年07月 (29)
- 2013年06月 (18)
- 2013年05月 (10)
- 2013年04月 (16)
- 2013年03月 (21)
- 2013年02月 (21)
- 2013年01月 (21)
- 2012年12月 (17)
- 2012年11月 (21)
- 2012年10月 (23)
- 2012年09月 (16)
- 2012年08月 (26)
- 2012年07月 (26)
- 2012年06月 (19)
- 2012年05月 (13)
- 2012年04月 (19)
- 2012年03月 (28)
- 2012年02月 (25)
- 2012年01月 (21)
- 2011年12月 (31)
- 2011年11月 (28)
- 2011年10月 (29)
- 2011年09月 (25)
- 2011年08月 (30)
- 2011年07月 (31)
- 2011年06月 (29)
- 2011年05月 (32)
- 2011年04月 (27)
- 2011年03月 (22)
- 2011年02月 (25)
- 2011年01月 (32)
- 2010年12月 (33)
- 2010年11月 (29)
- 2010年10月 (30)
- 2010年09月 (30)
- 2010年08月 (28)
- 2010年07月 (24)
- 2010年06月 (26)
- 2010年05月 (30)
- 2010年04月 (30)
- 2010年03月 (30)
- 2010年02月 (29)
- 2010年01月 (30)
- 2009年12月 (27)
- 2009年11月 (28)
- 2009年10月 (31)
- 2009年09月 (31)
- 2009年08月 (31)
- 2009年07月 (28)
- 2009年06月 (28)
- 2009年05月 (32)
- 2009年04月 (28)
- 2009年03月 (31)
- 2009年02月 (28)
- 2009年01月 (32)
- 2008年12月 (31)
- 2008年11月 (29)
- 2008年10月 (30)
- 2008年09月 (31)
- 2008年08月 (27)
- 2008年07月 (33)
- 2008年06月 (30)
- 2008年05月 (32)
- 2008年04月 (29)
- 2008年03月 (30)
- 2008年02月 (26)
- 2008年01月 (24)
- 2007年12月 (23)
- 2007年11月 (25)
- 2007年10月 (30)
- 2007年09月 (35)
- 2007年08月 (37)
- 2007年07月 (42)
- 2007年06月 (36)
- 2007年05月 (45)
- 2007年04月 (40)
- 2007年03月 (41)
- 2007年02月 (37)
- 2007年01月 (32)
- 2006年12月 (43)
- 2006年11月 (36)
- 2006年10月 (43)
- 2006年09月 (42)
- 2006年08月 (32)
- 2006年07月 (40)
- 2006年06月 (43)
- 2006年05月 (30)
- 2006年04月 (32)
- 2006年03月 (40)
- 2006年02月 (33)
- 2006年01月 (40)
- 2005年12月 (37)
- 2005年11月 (40)
- 2005年10月 (34)
- 2005年09月 (39)
- 2005年08月 (46)
- 2005年07月 (49)
- 2005年06月 (21)
フィード
Powered by Movable Type
Template by MTテンプレートDB
Supported by Movable Type入門