葛城ミサトというキャラクター/小説を書くときの引き出し
Posted at 11/11/16 PermaLink» Tweet
【葛城ミサトというキャラクター】
忙しい。今日は起きるのが遅れて7時ごろ、母から電話がかかってきて起きた。今日の最低気温は1度台だったから、だいぶ寒くなったのだ。この秋、というかもう立冬は過ぎているから冬でいいのか、初めて一晩中ストーブをつけたまま寝た。また灯油の消費量が増える季節がやってきた。
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昨日は10時まで仕事をして、家に戻ってきて報道ステーションを見ながら食事。風呂に入って洗濯機を回し、居間に戻って『新世紀エヴァンゲリオン』を7話まで見た。6話でレイとも和解?し7話はミサトの活躍。ヤシマ作戦てこういうのだったのか、と思ったり。いままでのところ、ミサトというキャラに一番思い入れができるなと思う。シンジの憶病もレイの自閉ももちろんわからないではないが、積極的に理解したいと言うほどではない。どちらかというと記号的に見てしまうのだが、それはまあ16年前の作品だからまだ画像表現が今一つということなのかもしれない。声優のセリフ技術でコントロールできる部分ではない気がする。
もともとエヴァに拒絶反応を持ったのは、ミサトの躁狂的なキャラとかシンジの人を拒絶するキャラ、ありそうな近未来的設定とかゲンドウのイヤなオヤジ的キャラなどに拒否感を感じたのと思い入れ出来る主人公がいないということが大きかったと思う。サービスサービス、というのもわけわかんなかったしなあ。ハダカ的な意味でのものも含めて、ああいうサービスの押し売り的なものがあるとこっちが引く、ということだったのかもしれない。けっこう本能的な拒否感だったからなあ。
自分が嫌いなものは見ないというのは一つの方法なのだけど、それだと世界を俯瞰できないという憾みがどうしても付きまとうし、物語を作る上ではやはり多くの人に受け入れられている物語は見ておかないといけないという感じもあり、いつかは見ようと思っていた。なんとなくネット上の文章でエヴァに出てきた言葉を引用しているものも多いし、それをWikipediaなどで少し調べてミサトの過去をすこし読んだり、またiPhoneでYouTubeの履歴を見ると『残酷な天使のテーゼ』が履歴に残っているのでつい聞いて(見て)いるうちに、この歌はミサトの立場からシンジのことをうたっているのではないかということに気づき、いずれにしてもミサトというキャラが単なる躁狂的な狂言回しではなく、シリアスなキャラクターなのだということが分かって見る気になったと言うことなのだと思う。
「この世は夢よ、ただ狂へ」という感じの、心の中に哀しみとか痛みとかを抱えて人に上手に接することができず、それでもやるべきことは遂行する勇気と能力を持つ。まあある意味、憧れの大人の女という感じの造形がうまくできているなと思う。まあもちろん大人としてまだ成長できる、そういう感じもまた魅力なんだろうな。
【小説を書くときの引き出し】
12時半に就寝し、起きたら7時だった。それからモーニングページを書いてやることをいろいろ整理し、8時ごろ食事に行ってこちらの家事もそれぞれに片づける。やることのリストを書き出したら1ページでおさまらなくてうえっという感じだが、やはりちゃんと整理しておかないとやらないといけないことでやれてないことなどが見落とされてしまう。メモに書いておかないと全然忘れているというのも困ったもので、入院申込書兼支払い同意書という書類に弟に署名捺印してもらうのを忘れていて、今日郵送することにした。書いてもらっていたら土曜のうちに出せたのになと思う。
6日の三回忌で使った略礼服や喪服をクリーニングに出そうと思っていてそれも忘れていた。まだまだいろいろやることはあるが、まあ実家の家事ということに関しては見習のようなものなので分からないところが多いのは仕方ないし、出来ることを増やしておけば小説を書くときの引き出しも増えるだろうと思う。
昼食を食べてから8話を見て、ツタヤで返却して3巻を借りて来ようと思う。ジョブズの伝記はアップルと袂を分かったところ。上巻352/445ページ。アップルを追い出されて、さらに同じ方向に突っ走ってまた失敗する、というところがすごいなと思う。そしてその失敗がさらなる成功に結び付くところが並みじゃないところなんだな。
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