人を変えてしまう力
Posted at 11/10/18 PermaLink» Tweet
【人を変えてしまう力】
昨日。午前中はモーニングページを書いていろいろ考えたり。こうやって書き始めると書くのが当たり前になるのだけど、書き始める前は考えることが多くて手が動かないなという感じになる。毎日書いているとすらすら出てくるのだが、土日に書かなかったせいもあり、なかなか手は動かなかった。しかし、「書けない」時にこそ進む考えというのもあるなと思う。書いてしまうと何かが出来てしまうので安心してしまうが、書かないことでわざとハードルを高くすることによってより深く掘り下げられるということもある。そればっかりではだめなんだけど、毎日書いてればいいというものでもない。書かないことで書けないかもしれないというハードルを意識することも、普段書いているブログとは違う創作を書くためには必要なときがある。
昼ごはんは自転車でアリオへ行って軽くいくつか買ってきて済ませた。夜に飲もうと思ってコロナを一本。
何かブログを書くのに手間取って、夕方になってから出かけた。なるべく眼鏡をかけず、目を風に当てようと思って歩く。私は目はかなりよくないが、歩いているうちに少しずつ目が慣れてきて、まあ3割くらいは勘が働いてるのだと思うけど、取り敢えずは何事もなく歩いた。
最初は日本橋か丸の内へ行こうと思ったのだが、天然酵母パンが食べたいなという気になって大手町まで行って新御茶ノ水に出る。ちょうど帰りのラッシュの始まる時間だったらしく、江東区内からすでにこんでいたが日本橋・大手町でずいぶん人が乗ってきた。千代田線まで歩くと、綾瀬方面の電車もけっこうこんでいた。普段動かない時間に動くと、いろいろなことが分かるなと思った。
新御茶ノ水で降りてがいあプロジェクトへ行ってパンとか缶ジュース、チョコレートなど買って、そのまま神保町へ歩く。まず書泉ブックマートへ行ったが、本の配置が根本的に入れ替わっていてなかなか慣れなかった。おおむね2階がFor Men、3階がFor Girlsになっていた感じ。2階は今までアイドルポスターとか写真集の売り場だったから、なんだか雰囲気に慣れない。一迅社ものは3階に行ってしまったし、取りあえずマンガを見に行くときは今後2階から4階まで回る必要がありそうだ。
それから三省堂、書泉グランデ。グランデの地下に格闘技関係が移っていて、だから古武術の甲野善紀の関係もここに移っていた。ちょっと買おうかなと思ったのもあったのだけど結局買わず。東京堂を見て、すずらん書店へ行ったらしまっていた。もう遅かったのだろうか。マザーズでお弁当を買い、どこかで軽くお茶をと思ったら三省堂の隣に上島珈琲ができていてそこでカモミールミルク紅茶を飲んだ。
結局本は何も買わずに帰って、とにかく書こうと思った。頭の中のアイデアはそれなりに出てくる。でも紙に書いたアイデアが少しは出てきたのは朝になってから。家に帰ってからはコロナを飲みながらご飯を食べて、いろいろ考えているうちに眠くなったので早めに寝た。
Landreaall 7 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) | |
おがきちか | |
一迅社 |
いろいろなことを考えていると、『ランドリオール』を読みたくなる。このマンガは、自分の持ってるテーマというか書きたい対象のようなものとすごく共通点があって、読んでてひどく納得させられたり、感心させられたりする。力を持つことへの恐れ。人を変えてしまうことへの逡巡。そういうことは甲野善紀のツイートに出てきた野口裕之の言葉にも感じたのだけど、変えられたほうの意識のようなものがまた意識されなければならないなと思いながら読む。
人を変えてしまう力で、自分が変えられたらどう思うだろうか。好むと好まざるとに関わらず、人は人を変化させ、また人は人に変化させられる。その変化の底の底にある変わらないもの。まずはそれに気がつかなければならない。ならない。
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