創造も破壊も、自由がそのみなもと
Posted at 11/09/29 PermaLink» Tweet
【創造も破壊も、自由がその源】
今日はいい天気だ。空が青い。コスモスは今が盛りだろうか、よく咲いている。そんなに冷え込んでもいない。腰はだいぶ良くなってきている。無理はあまりしてはいないが、少しずつ日常に使う部分は使えるようにして行かないとと思う。集中してものを考えると腰に何か来るところもあるのだが、重いものも慎重にだが運んだりして、少しずつ体を慣らして行こうと思っている。
今回の腰痛の経過の中で、今まで身体が歪んでいたけどなかなか治らなかった部分が少しずつ良くなってきているところがあると思う。特に左肩、左腕は今までがちがちに固まっていた感じだったのがだいぶほぐれてきて、けっこう上がるようになってきたかな。右足首が固い感じが残っているけど、これはおそらく便秘との関連。順調でないというほどではないけれども、どうも通りにくいなあという感じがあるので、このあたりはこれからも改善の余地がまだありそうな感じがする。
心の中の頑なだった部分もだんだんほどけてきているところもあるのだけど、そういうところは力むことで自分を守ろうとしてきたところもあるわけだから、内側からの力をもっと充実させないとただの弱点になる。私は何でも面白がるところが長所だと思うのだけど、一方では弱点でもあるなと思う。誰でも長所と弱点は背中合わせなんだろうとは思うけれども。
今日は午前中松本へ行って腰を見てもらい、帰ってきた。行きにかかったのが50分、帰りは40分。高速を通して使えばだいたい40分くらいという見当がついた。
こんなことを書くのは珍しいのだが、自分はいろいろな人に支えられているんだなと思った。自分のためにだけではなく、そういう人たちのためにもがんばろうと。これも「まど☆マギ」の影響かもしれない。
いろいろなことを考えるけれども、アニメの人ってアニメ雑誌の中でしか語らないんだなと『成熟という檻』を読んでいて思った。まあ専門の人が主に専門の雑誌で語ることは当たり前と言えば当たり前なんだけど。だから、そういうものに関心がないと全くそういうものと交わらないで過ぎて行ってしまうんだなと思う。
中学生の頃、マンガを描きたいと思っていたことがあった。友達と二人で友達の家で画用紙にネームを描いて行って、実はそれは今でも残っている。そのマンガはアイデアは私が出したけど結局ほとんど友達の作品なのだけど。あのころ書きたかったのは多分絵で、物語じゃなかったと思う。物語を作ることは嫌いではなかったけれども、それはある意味「神の領域」のことのような気がしていた。絵は描けるようにはならなかったけれども、物語を自分なりに何編か作れてその領域に少し踏み込んでいるということは自分ながらすごいとその頃のことを思えば思う。だからその領域にいることに、まだ場違いな感じがあるのかもしれない。
何というか、自分がいるべき部屋の隣の部屋に入ってしまった、という感じ。入ってみると、隣の部屋は自分が知らない文法で支配されていた、と言えばいいのだろうか。まだまだこの年になっても本当に新人というかまだ新人以前だけど、吸収するのは楽しい。
書いてみて気づいたことというのもいろいろあるのだけど、自分の中には実は「怒り」があるなということ。何か「怒り」とか何というかマイナスのエネルギーをもったものが自分を動かしているところがある。事実上それは封印していたのだけど、小説を書くと自分の中にある持ち物を総動員せざるを得なくなって、それを出してみたら案外強力なものをもっていたという感じだ。わりと最近までそれを書いたこと自体に自分で戸惑いがあったのだけど、でもそのあたりに何か新しいテーマになりうるものがあるのかもしれないと思ったことは昨日も書いた通り。
そういうところは書く上でのチャンスでもあるし、自分が成長する上でのチャンスでもある。
そういえば、車に乗ってセブンイレブンに立ち寄ったとき、自分にとって、人間に一番大事なものは「自由」だな、と思った。そして創造も破壊も、自由がその源なのだと思った。破壊するシヴァの神も、創造する神もまた、自由の別の名前なのかもしれない。この世を維持するヴィシュヌ神の本体はなんだろうか。
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